ここから本文です

台風の影響で阪神に課せられた12連戦は優勝を阻むのか

2015/9/9(水) 5:00配信

THE PAGE

 9月8日に甲子園球場で予定されていた阪神―巨人が台風の影響で中止、この試合は、9月28日に組み込まれることになり、阪神は18日のビジターでの横浜DeNA戦から12連戦を戦わねばならなくなった。

 疲労の蓄積しているこの時期に、まだ甲子園で腰を落ち着けていられるならばまだしも、その間ビジターのゲームが8試合。デイゲームで試合後移動が可能で翌日がナイターという比較的疲労度の低い日程もあるが、21日は甲子園でヤクルトとのデイゲームを戦った後に翌日22日も東京ドームで巨人とデイゲーム。24日は名古屋でナイターの中日戦を1試合やっただけで、翌日は広島へ移動してナイターという強行スケジュールもある。しかも相性のいい中日戦は1試合だけ。優勝争いをしているヤクルト、巨人の余裕のある日程に対して、現在首位の阪神は大きなハンディを背負うことになった。
 
 優勝争いも佳境に入った9月の12連戦は、やはり不利なのか。

 阪神DCで評論家の掛布雅之氏は、「連戦には、有利、不利の両面があるが、阪神にとっては厳しい日程なのかもしれない」という捉え方をしている。

「阪神にはメッセンジャー、藤浪、岩田、能見と4枚の信頼すべき先発が揃っていて、5人目の岩崎にも安定感がある。連戦だが先発についての心配はない。ただ、彼らは全員が完投勝利を挙げてくれるわけではない。連戦で負担がかかってくるのは、むしろ中継ぎと抑えというポジションだ。
 おそらくメッセンジャーは中4日で回すだろうから、なおさら中継ぎのスタンバイが必要で、福原と、オ・スンファンが調子をキープできるのか。その前の1イニングを任せることのできる投手が出てくるのか。ビハインドのケースでゲームを壊さず頑張れる中継ぎは誰なのかという問題が出てくる。そう考えると、先発の頭数は揃っているが、やはり連戦によるハンディは大きくのしかかかってくると思う」

 12連戦の中で、メッセンジャーを中4日で回せば、藤浪、能見、岩田、岩崎は、中5日で2試合ずつの登板が可能。24日の中日戦だけ先発ピッチャーがいなくなるが、中継ぎスタンバイしているドラフト1位の横山ら結果を出したピッチャーが抜擢される方向で、先発の頭数だけは12連戦といえど、そうは困らない。掛布氏の指摘通り、調子の波のある安藤、福原、オスンファンの中継ぎ、抑えの疲労度が不安要素だろう。

1/2ページ

最終更新:2015/10/10(土) 2:30
THE PAGE

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合11/20(月) 13:15