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宮城県「こけし飛行機」で観光PR 知事「キモかわいいを目指す」

2015/9/9(水) 14:00配信

THE PAGE

 9月5日、宮城県は、航空会社と連携した観光PRキャンペーンを始めた。飛行機利用を促進し、今まで少なかった中部以西からの観光客を宮城県に誘致するのが狙い。注目は、宮城県の特産品「こけし」をモチーフにしたポスター。村井嘉浩宮城県知事は、ポスターで「キモかわいいを目指す」と述べ、キャンペーン成功へ意欲を見せる。

 宮城県が始めた観光PR、「Sky Journey 仙台・宮城キャンペーン」は、宮城県と航空会社との連携で実施される。県観光課によると、宮城県への観光客は9割が東北・関東からで、中部以西からの観光客誘致が課題だった。遠くから来る観光客ほど旅行日程が長く、消費額が大きい傾向があるという。

 宮城県は、来年の全国初となる仙台空港民営化を見据え、福岡空港・中部国際空港・広島空港から仙台空港に来る観光客に対してさまざまな特典を付け、中部以西の観光客誘致に結び付けたい考えだ。仙台空港が民営化される来年も実施する。県はこのキャンペーンで、福岡ー仙台便、広島ー仙台便、名古屋ー仙台便の搭乗率を3%アップさせたいという目標を立てている。

 キャンペーン期間中に対象の航空券を購入すると、抽選で300名に往復航空券や牛たん、笹かまぼこなどが当たる。また、同期間に対象路線を利用する宿泊と航空券がセットになったパック商品について、宿泊代金と航空運賃を最大5割引きにする割引も実施する。現地でのバス・電車乗り放題・レンタカーがセットになった格安パックも企画するという。

知事「何だこれは」というポスター制作を指示

 このキャンペーンで注目されるのが、宮城県特産の伝統工芸品「こけし」をモチーフにした飛行機のキャンペーンポスター。村井知事が「パッと見て『何だ、これは』と足を止めてもらえる」ようなポスター制作を指示し、「こけし飛行機」と松島湾の夕日を背景にしたポスターが採用された。村井知事は、ポスターで「宮城県への誘客に繋げたい」と意気込んでいる。

 9月7日の定例会見で村井知事は、鳴子のこけし職人に頼んで「こけし飛行機」の実物を作ってもらったことを明らかにした。会見で知事は、9月19日から開かれる人気アイドルグループ「嵐」の宮城公演にも、このキャンペーンを使って5日間福岡から仙台に来る女性がいたと述べ、キャンペーンの効果に自信を見せた。キャンペーンは12月19日まで。
(中野宏一/THE EAST TIMES)

最終更新:2016/2/11(木) 3:27
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