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メイウェザー、49連勝後のリング上で引退を明言!

2015/9/13(日) 14:17配信

THE PAGE

 WBA、WBC世界ウェルター級王者、フロイド・メイウェザー(38歳、米国)と、WBA暫定世界ウェルター級王者、アンドレ・ベルト(32歳、米国)の統一戦が、日本時間13日、米国ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われ、戦前の予想通りメイウェザーが、スピードとディフェンステクニックで圧倒して3-0の判定勝利を収めた。

 ジャッジの一人は「120-108」とフルマークをつける試合内容だった。メイウェザーは、プロ戦績を49勝無敗とし、伝説のヘビー級王者、ロッキー・マルシアノ(米国)が、1950年代に記録した偉大なる49連勝に並んだ。試合後、リング上のインタビューで「公式にこれが終わり。すべてを成し遂げ、これ以上やることがない。金も十分に稼いだ」と改めて引退を表明した。

 メイウェザーは、序盤からキャリア3敗を喫している格下の挑戦者を相手にスピードで圧倒。高度なディフェンステクニックでロープを背負いながらもベルトのパンチを当てさせなかった。効果的なパンチは12ラウンドを通じて、7回の左フックの一発だけだった。9ラウンド終了後に、それでも最後までリスクは犯さず、期待されたKO決着は成し遂げることができず、場内は歓声とブーイングが交錯した。

 メイウェザーは、この5月にWBO世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)との「世紀の一戦」と言われた3団体統一戦に判定勝利。試合後「この9月の試合が最後になる」と引退を公言していた。
 試合後、リング上のインタビューでメイウェザーは改めて引退を明言した。

ーー今の気持ちは?
「神に感謝、ファン全員に感謝する。19年間も、ファンがいないと続けることはできなかった」

ーー試合途中にベルトと口論をしていたが?
「そんなことどうでもいいこと」

ーーファンは何を喋ったが知りたがっている
「ちょっと喋っただけ。このスポーツを長年やってきたが、いい試合だったと思う」

ーーこれで本当に引退なのですか?
「正式に終わりだ。ベルトは厳しい相手だった。とてもアスレチックなボクサーだった、あれ以上の相手はなかった」

ーーまだ素晴らしい能力を持っているのでは?
「いつか辞めないと。今が辞めどき。もう40歳になるんだ。このスポーツを19年、チャンピオンを18年間もやってきたんだから」

ーーまた来年の春くらいにやりたくなったら?
「私には、素晴らしい神がついている。(プロモーター)のヘイマンにも感謝しているし、もう十分恵まれているんだ」

ーーロッキー・マルシアノの49連勝に並んだ。
「私は今日、ボクシングの一部となった。次代のメイウェザーが将来出てきて、この記録を破ってくれればいい」

ーー怪我もなしに引退するのでどういう気分か?
「怪我も頭もしっかりしている。ネガティブな報道もあったが、恵まれない人たちにも私は貢献してきた」

ーースポーツへの熱意が薄れたのか。
「すべてをなしとげて、これ以上やりとげることがない。お金も十分に稼いだ」

ーー改めて今の気分は?
「来てくれたファン、テレビで見てくれたファンを愛している。ありがとう」

ーーいや、そんなコメントでなく本音を。
「これが私自身の気持ちだ。あなたは、ベストコメンテーターかもしれないが、私はベストボクサーだ」

 その一方で、「世紀の一戦」の後、パッキャオが、試合後に右肩を怪我していたことを明らかにするなど、罵り合いの場外戦に発展している状況と、メイウェザーがロッキー・マルシアノ超えの50連勝を望んでいるという本音もあり、「引退はない。いずれ復帰する」というのが、現地メディアの間で飛び交っている圧倒的な声。
 過去のメイウェザーの言動を見てみれば、なんでもありだから、新たなPPVテレビとの契約次第では、電撃復帰の可能性も捨てきれない。今後ともに、その去就が注目される。

最終更新:2016/1/2(土) 4:32
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