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誤審問題で球界大御所が激怒!なぜ審判に処分がないのか?

2015/9/16(水) 12:00配信

THE PAGE

 甲子園球場で12日に起きた広島の田中広輔(26)のセンターフェンス超えの打球を巡ってのビデオ判定誤審問題。セ・リーグは、14日に広島サイドの求めに応じる形で、当該審判員を交えて再検証を行い、「打球はフェンスを越えていた」と誤審を認め、誤審が起きた理由として「ファンスかネットの上段に当たったものとの思い込みが原因。(フェンス向こうにある忍び返しの)ワイヤにあたって跳ね返るとは想定していなかった」と説明した。

 2010年に、ビデオ判定が導入されて以来、初の誤審、大失態だ。

 熊崎コミッショナーが謝罪したが、当該審判員への処分も、記録の訂正も、もちろん勝敗についての見直しも行わなかった。2-2の延長12回一死走者無しからの打球が、結果三塁打とされたため、広島は得点ができずに試合は引き分けに終わった。もし本塁打と認定されていれば、広島が勝っていたかもしれないという重大な誤審だった。史上まれにみる混セとなっているだけに、この誤審が今後の優勝争い、クライマックス出場争いを左右するものになる可能性もある。

 この日、コミッション及び、連盟にも抗議の電話が殺到したというが、そういうファンの声を代弁する形で、怒りを顕にしたのが、巨人OBでヤクルト、西武で監督、ロッテでGMまで務めた球界の大御所の一人、広岡達朗氏だった。

「トップの謝罪で許されるようなものではない。ビデオで確認するまでもなく、球場の構造を把握しているのであれば、肉眼で目視してホームランと判断できるものだ。こういう誤審をした審判に、審判の資格はない。厳罰を処するべきだ。ペナルティが何もないということでは済まされない。広島にとって大きな痛手となる引き分けだった。混セの中で、この1勝が最終的に響いて広島が優勝を逃したり、クライマックス進出を逃すなどという事態になればどうするのか。勝敗の訂正は難しいかもしれないが、ファンや広島球団が納得する処分は下すべきだろう」
 

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最終更新:2016/2/18(木) 3:27
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