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<ラグビーW杯>エディジャパンは24年ぶりの「1勝」をつかめるか?

2015/9/18(金) 19:00配信

THE PAGE

 4年に1度のラグビーワールドカップ(RWC)がイングランドで日本時間19日に開幕。予選プールBに入った日本代表は日本時間20日(19日)に優勝候補の南アフリカ代表と対戦する。

 ジャパンは、1991年の第2回大会で宿沢ジャパンがジンバブエに52-8で初勝利したのを最後にRWCの勝利から遠のいている。ここ数年のテストマッチ(国同士の真剣勝負)でジャパンが善戦ないし勝利している環太平洋諸国の代表チームも、RWCへは従来と違うベストメンバーで照準を合わせる。昨春まで代表でプレーしたある現役選手は「何とか1勝はして欲しいですね」とエールを送る。長い間ラグビーを見つめる関係者も、ほぼ同意見かもしれない。

 もっとも、エディー・ジョーンズヘッドコーチは、かねて「ベスト8に進む」と公言している。素早い陣形の形成と接近プレーを重ねる「JAPAN WAY」を合言葉に現チームのベースアップを図り、4季目。今大会を集大成とする。

 今季は南半球最高峰であるスーパーラグビーのチーフスでレギュラーを獲得したフランカー、リーチ マイケル主将も、「日本ラグビーの歴史を変えられるのは俺たちしかいない」と、力強い言葉で目標達成を誓う。

「ベスト8」。すなわち準々決勝進出へは、南アフリカ、スコットランド、サモア、アメリカとの予選プールで、2~3勝することが求められる。

 ジャパンを見つめる側の一般論としては「南アフリカ代表以外から1つでも多く白星を」「過去3年で2勝1敗のアメリカ代表からは確実に白星を」が基本線だろう。

 ブライトンで戦う南アフリカ代表は、「スプリングボクス」の異名をとる世界屈指のパワフルチームである。昨今の上位国同士の対抗戦では負けが込んでいるが、日本にとっては高き壁ではある。

 日本時間24日にはグロスターでぶつかる欧州6強の一角、スコットランド代表とは、日本代表は2013年11月9日に敵地ミレニアムスタジアムで対戦。17―42と敗れたが、ウイング福岡堅樹が2トライを挙げるなど後半初頭まで僅差に持ち込めた。

 日本人初のスーパーラグビー(南半球最高峰リーグ)プレーヤーであるスクラムハーフ田中史朗は、「前の試合は、すごくいい形だった。(RWCでも)ジャパンの戦い方をでやれば可能性はある」と手ごたえを語ったことがある。勝てば金星となるが、準々決勝進出へはこの金星こそが必須となろう。

 というのも、その9日後にミルトンキーンズでぶつかるサモア代表は、ジャパンがやや苦手としてきた環太平洋系諸国の雄。昨年5月に東京・秩父宮がラグビー場で33―14と快勝しているが、その時は相手に欧州でプレーする主力はいなかった。直後のロック大野均の「相手は本気のサモアじゃない。それだけに勝たなきゃいけない」という談話が全てだろう。

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最終更新:2016/2/15(月) 3:36
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