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「おおさか維新の会」結成を表明 橋下徹氏ら会見全文5

2015/10/2(金) 19:45配信

THE PAGE

次回市長選への戦いへの認識は?

 ──もう1点、すいません。ダブル選の関連で、大阪市内の直近の民意はやっぱり5月17日の住民投票だと思うんですけれども、それだとやっぱり維新対非維新の構図で維新が負けた形になってると思います。今度の市長選も同じ構図で争われる公算ですけれども、そうすると厳しい戦いになるかと思うんですけど、その辺りの認識はいかがでしょうか。

 橋下:いや、厳しいですよ。そんなのね、今、日本全国で自民党から共産党まで全部敵に回して、それで勝っていく選挙なんてあり得ないです。だって、既存の政党が全部組んでしまったら普通はそっちが勝つに決まってるんでね。で、この間の枚方市長選挙なんかでも、既存の政党は全部敵方に回ってるのに、われわれは勝てたわけですよね。だからこれは大阪が異常な状況です。

 異常というのは、有権者の皆さんがそういう判断をされてるということなんですけども。まあ、普通に考えれば自民党から共産党まで、民主党も含めて、これ公明党どうなるか分かりませんけど、既存の政党が全部タッグを組んで、それにだいたい勝つほうがおかしいわけでね。厳しいのはもう分かりきってることです。

 ただ、それをやらなきゃいけないという、かつての、この既存の政党、自民党から共産党までがみんななれ合って、大阪府政、大阪市政をぼろぼろにしたように状況に戻してはならない。かつての大阪府政、大阪市政に戻して、僕はそんなところに民間人として納税する気なんてさらさらないですね。もう頭来てしょうがないです。だからなんとか維新の会で頑張ってやっていきたいと思いますけどもね。

 で、これはよく、直近の民意で5月の17で民意が出てるんだから、またこれダブル選挙で選挙なんかやって、また対立するのかっていうんですけど、これは民主主義を分かってなくて、二大政党制っていうのは基本的にはこういうことなんですよ。二大政党制なんていうのはどっちかの政党が政権を担って、で、どこかで交代させられて、そこで政治や行政がちょっと変更する、方向性が変わる。でもやっぱりまた時がたつと、また違うほうの政党のほうに政権を委ねられる。振り子のように行ったり来たりしながら、だいたいおおよそいいところを目指していきましょうっていうのが民主主義なんですから、こんなの5月17で、それは維新は負けましたけども、今度ダブル選挙でもう1回維新が挑戦して、これは相手方とやっぱり、これが切磋琢磨ですよ。こういうことがないと政治や行政なんて良くなりません。

 それでメディアも学者も、何か口を開けばすぐに選挙に参加しましょうとか、投票率を上げましょうって、面白くもなんともない選挙に参加するわけないじゃないですか、結論が分かってるような選挙に。埼玉知事選挙なんか見てくださいよ。大都市のあんな知事選挙が、投票率20%台なんでしょう? 誰も関心持ってないんですよ。やってる本人らだけがわあわあ騒いでね。これはやっぱり政治の責任ですよ。常に緊張感のある政治。対立と言われるかも分かんないけども、なれ合いよりも対立のほうにしないと民主主義として機能しないわけですから。

 口を開けば毎日新聞も朝日新聞も対立はやめて、やれ話し合いだ、もっと、なんですか、対立がある、敵と味方を分けるようなそんな政治じゃなくて、なんて言いますけど、そんなことやってたら民主主義なんか機能しません。選挙というものを通じて有権者が選択をしながら、振り子のように振れながら、そして修正、修正をかけながら、そしてお互いに緊張感を持ちながら、そして政治、行政っていうものがこれで前に進めていくっていうのが民主主義なんですから。

 僕は大阪ぐらいじゃないですか、この地方の政治、行政できちっと民主主義が機能してるのは。だから今度のダブル選挙も僕は投票率は高くなると思いますよ。みんな関心持つと思いますよ。だって政策選択で、きちっと有権者は選択しないと変なことになっちゃう。自分たちの1票で未来が変わるんだってことが、この間の5月17日の住民投票でみんな有権者、分かってるわけです。大阪市民の皆さんは。自分たちの1票でこれ決まったんだと。そういう意味で今度のダブル選挙でも多くの人に投票してもらって、大阪の未来を決めてもらいたいなと思いますね。

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最終更新:2015/10/3(土) 9:20
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