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食べ歩き「なごやめし博覧会」にも台湾系グルメブーム

2015/10/16(金) 18:32配信

THE PAGE

 名古屋を訪れる主な目的になるほど注目を集めている“なごやめし”。名古屋市内では、11月15日まで、なごやめしを食べ歩こうというイベント「なごやめし博覧会2015」が開催されている。今年で5回目を迎える同イベントでは、最近テレビなどでも紹介されている「台湾系グルメ」という新なごやめし台頭の傾向が見られる。

1か月以上にわたり300店舗以上で展開

 なごやめし博覧会は、名古屋市内の飲食店が300店舗以上参加する回遊型のイベントだ。手羽先、みそかつ、ひつまぶしなど定番のなごやめしや、なごやめしをテーマにしたオリジナルメニューを各店が用意。博覧会用のチケットを利用すると、通常料金より割安でなごやめしを味わえたり、博覧会期間だけの限定メニューが楽しめたりといった魅了がある。

 なごやめし博覧会実行委員会事務局の中山さんによると、「昨年の総料理提供数は約2万食」とのこと。1日に行われたオープニングイベントには、河村たかし名古屋市長をはじめ、名古屋おもてなし武将隊や、名古屋発のイケメンユニットBOYS AND MENもスペシャルサポーターとして登場するなど、街をあげてのグルメイベントとなっている。

新なごやめしを目指して各店が工夫

 また、エントリーした創作メニューをイベント参加者が食べて投票する“新なごやめし総選挙”も行なわれている。今年は31店舗が参加しており、麺類やスイーツなどジャンルは幅広い。今年の参加メニューの特徴として、「台湾茶漬け」や「台湾あんかけスパ」、「台湾手羽先」といった台湾系グルメが多いことが挙げられる。

 過去の総選挙でも、2013年に麺屋はなび高畑本店の「元祖台湾まぜそば」が準グランプリを受賞。台湾まぜそばの人気は不動のものとなり、高畑本店には長い行列が見られるほか、今年夏には東京進出も果たすなど、“新なごやめし”として定着した感がある。

台湾ラーメンから派生した台湾系グルメ

 台湾系グルメの元となっているのが、名古屋市内にある台湾料理店「味仙」の台湾ラーメンだ。ミンチともやし、ニラの炒め物をのせた汁あり麺で、唐辛子をたっぷり使った激辛味が特徴。「味仙」を元祖として、現在では多くの店のメニューに台湾ラーメンが並んでいる。台湾ラーメンの味付けは、味噌と並んで名古屋人に愛される味として次第に定着。それにともない、ピリ辛の台湾ミンチを使った、さまざまな台湾系グルメが増えている。

 “新なごやめし総選挙”にエントリーしている、あんかけ太郎 長者町店の「台湾あんかけスパ」もやはり、台湾ラーメンファンであるオーナーが考案したというメニュー。野菜を煮込んだコクのあるあんかけソースを、太めのスパゲッティにからめて食べるなごやめし“あんかけスパ”に、台湾テイストを取り入れている。

 基本的にあんかけスパは具材に味付けをせず、あんの味で麺と具を味わうが、台湾あんかけスパは、唐辛子や豆板醤、ニンニクで味付けした台湾ミンチのうま味と、あんのおいしさをどちらも味わえるのが特徴だ。あんかけ太郎 長者町店店長の鷲澤さんによると、「中華系の味付けとあんかけのあんは意外と相性が良いが、辛さや味の濃さなどのバランスがとれているか、随時チェックしながら提供している」とのこと。

 台湾系グルメについては、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で9月下旬に取り上げられたばかり。あんかけ太郎 長者町店の「台湾あんかけスパ」も紹介され、鷲澤さんによると「放送後は台湾あんかけスパの一日の注文が5倍程度に増えた」という。

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最終更新:2015/10/16(金) 18:32
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