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【プレミア12】米国代表の実像は? 同組のライバルを紹介

2015/10/26(月) 15:00配信

THE PAGE

 11月7日に開幕する、「世界野球WBSCプレミア12」。世界ランキング上位の12か国が参加する新しい野球の国際大会だ。日本(侍ジャパン)は予選で米国、韓国、ベネズエラ、ドミニカ共和国、メキシコと同組となった。一見強豪揃いに見える対戦相手だが、今大会はMLBの協力が得られず、メジャーリーグの40人枠に含まれる選手は参加が見送られた。そのため各国の代表も野球にさほど詳しくない方には馴染みのない名前が多く並び、各国の代表の実力のほども計りにくくなっている。

 そこで今回はここまでに最終メンバーが発表された同組の3か国(米国、ベネズエラ、韓国)の代表を選手たちの年齢、所属リーグなどを中心に、いったいどういうレベルの代表なのか?を紹介してみたい。

■米国 中心はメジャー定着が苦しくなった選手たちだが、期待の若手も参加

 米国(表1、2)は今回紹介する3か国の中では最も20代の選手が多いチームだ。入団から3年目の選手が5人、24才以下の選手は8人いて、このあたりの選手は「メジャー予備軍」といえる選手たちだ。ただチームの中心となっているのは、20代後半で、プロ入り7年目以降の選手たち。

 MLBのシステムではプロ入り6年目を終えてメジャーの40人枠に入っていない選手は基本的にシーズン終了後にフリーエージェントとなるため、各チームも多少でも期待の残る選手は6年目終了までに40枠に登録することが基本だ。つまり現時点で40枠に入っていないこれらの選手たちは、メジャーに定着することがかなわなかった選手ということになる。米国代表の中心は「メジャーに定着できなかった30才前の選手」といえるだろう。 

 次に代表選手が今シーズンプレーしたリーグを見ていただきたい。多くの選手は3Aでプレーしており、一度でもメジャーレベルでプレーした選手は3人しかいなかった。最も長くメジャーにいたのはマット・マクブライド(Matt McBride)で8月12日にロッキーズに昇格し、9月7日にマイナーに戻されるまでに20試合に出場している。今シーズンは打率.167で打点、本塁打ともに0に終わったが、2012年と14年には2本塁打ずつを放っていて、今回の野手のなかでは実績ナンバーワンの選手だ。

 ただ最も注目したい選手は2Aでプレーしていたブレット・フィリップス(Brett Phillips)だ。今シーズンはアストロズの1A+で開幕を迎え、66試合で打率.320、OPS.967を記録、2Aに昇格後も3割を超える打率を残し、夏のトレードでブルワーズに移籍した。シーズン終了時点でMLB.comが選ぶプロスペクト(有望株)ランキングでMLB全体の32位、ブルワーズのチーム内では2位に選ばれている。今回の代表選手の中では最も将来に期待をかけられている選手だといえる。

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最終更新:2015/12/27(日) 3:43
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