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阪神和田前監督がフロント入りで金本新監督をサポート!

2015/11/7(土) 4:00配信

THE PAGE

 今季限りで退任した阪神の和田豊・前監督(53)が、阪神のフロント入りすることが6日、THE PAGEの取材で明らかになった。予定されている役職は、オーナー付のアドバイザー。近日中に発表される。

 和田前監督は、1984年に日大からドラフト3位で入団、2001年に現役引退後も、1、2軍コーチ、2012年からは4年間監督を務め、一度もユニホームを脱ぐことなく球団史上最長の31年間連続で阪神に在籍した。今回、初めてユニホームを脱ぎ、ネット裏から野球を見る評論家生活に入る準備をしていたが、球団サイドがフロント入りを要請、6日までに本人が受諾した。

 和田前監督は、監督として4年間で3度、Aクラス入りし、2014年にはクライマックスシリーズを勝ち抜き日本シリーズ進出を果たした。だが、リーグ優勝、日本一には、あと一歩届かず指揮官としてのリーダーシップ不足や、勝負勘、押しの弱さを指摘されていた。だが、一方で、その論理的な思考と、協調性と社会性、優れた調整能力が高く評価されていた。真面目で、フロントの意に反して、暴走することは一度もなく「監督よりもフロント向き」との声も多く聞かれた。

 監督在任中は、フロントと現場の仕事、責任に一線を引き、自らの人脈でトレードやFA戦略をまとめたり、ドラフトに強く意見したりすることはなかったが、新外国人のゴメスの獲得のために、わざわざドミニカまで足を運ぶなど、4年間の監督時代に得た経験は、今後、フロントの立場で活かされるものと、球団サイドは期待を寄せている。
 
 阪神の元監督でGMだった中村勝広氏が9月に急逝したことで、チームのフロントの管理職には、元ユニホーム組がいなくなった。現在は、GM職は廃止となっている。それでも、やはり編成には、選手、指導者として現場を経験したプロの意見、見立てが必要なため、将来的なゼネラルマネージャーを内部から育てる意味も含んで、今回、和田前監督のフロント入りを実現させた。

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最終更新:2016/2/8(月) 3:21
THE PAGE