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阪神和田前監督がフロント入りで金本新監督をサポート!

2015/11/7(土) 4:00配信

THE PAGE

 近年、プロ野球界では元監督が退任後にフロント入りして編成のトップとして力を発揮するケースが多く見られる。西武の渡辺久信氏やヤクルトの小川淳司氏らがその典型的な例で、シニアディレクターとして積極的に現場に出て、他球団の余剰戦力やアマチュアの試合や練習まで足を運びドラフトの有力候補などをチェックしている。いわゆる、クロスチェックと言われるもので、各編成部門の責任者や担当者の意見と摺り合わせながら方向性を調整。また独自の球界人脈を通じてチームとしての情報収集のアンテナを広げている。

 2014年のドラフトで、西武が単独1位指名した前橋育英の高橋光成投手(18)については、渡辺SDの評価が大きく反映したと言われているが、実際、高卒ルーキーながら後半戦からはローテ入りを果たして結果を残した。監督としてチームをマネジメントしてきた経験がフロントとしての仕事に生かされている。
 
 阪神でも、2003年に監督退任した星野仙一氏が、オーナー付シニアディレクターとして、FA補強や新外国人獲得の情報収集などでフロントをバックアップ。2005年の岡田彰布監督の優勝を裏方として支えた。星野氏のような幅広い球界人脈を阪神一筋だった和田前監督はまだ持っていないが、まずは“フロント見習い”の立場で、アドバイザー的にチーム強化のための意見を具申してもらう方向。自らの4年間の監督経験を元に後方から金本新監督をサポートしていくことになる。フロントも含めての改革が、新しい阪神のスローガンだが、和田前監督のフロント入りも、その改革の一手だ。

(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

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最終更新:2018/10/4(木) 13:34
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