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「公式絵文字」にムーミンは登場する?フィンランド外務省に聞いた

2015/11/7(土) 17:00配信

THE PAGE

 フィンランド政府が4日、世界初の「公式絵文字(emojis)」を発表した。サウナに入る裸の男女など「フィンランドらしさ」を表現した政府公式の絵文字(emojis)は大きな反響を呼び、英BBC、米CNN、ロイター通信などのメディアに採り上げられた。なぜ今回「公式絵文字」を作ったのか、フィンランド外務省のパブリック・ディプロマシー担当、ペトラ・シーマン課長に取材した。

「日本とフィンランドに国民性の共通点」

 今回フィンランド政府が制作した絵文字は30種類以上。4日の発表では、サウナをする裸の男女や、「壊れない」という意味の絵文字として「Nokia3310(フィンランド企業ノキアが出した世界で最も売れた携帯電話)」、髪を振り乱すヘビメタファン「ヘッドバンガー」の3種類の絵文字が公開された。12月1日から、各アプリストアで無料でダウンロードが可能だ。

 今回フィンランド外務省が絵文字(emojis)という手段を選んだことについて、シーマン課長は「(絵文字は)まだ始まったばかりの国際的な現象で、コミュニケーションの大きな変化だと思います。フィンランドでもそうです。私には13歳と16歳の娘がいますが、彼女たちが絵文字を使って作ることのできる文章に、私はビックリしています」という。

 絵文字は1990年代に日本で誕生し、若者の間で携帯電話でのやりとりに使われていたが、2000年代に入りスマートフォンとソーシャルメディアの普及とともに世界中に広まり、「新しいコミュニケーションの手法」として注目を集めている。2013年には「オックスフォード英語辞典」に絵文字(emoji)が、自撮り(selfie)らの語とともに追加された。

 日本発祥の「絵文字」が、フィンランドでも人気になっていることについて、シーマン課長は、「日本人とフィンランド人には、特に感性や精神的な面で、特別なつながりがあると私はいつも考えています。両国の人々はどちらも、『短くて、簡潔で、視覚的な』コミュニケーションを好むようです」と両国の国民性の共通点を強調した。

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最終更新:2016/2/8(月) 4:05
THE PAGE

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