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【第2回】年金はいくら受け取れる? その1

2015/11/15(日) 9:00配信

THE PAGE

 連載第1回では公的年金とはどのようなものなのか、について説明しました。

 今回は公的年金が実際いくらもらえるのか、と「ねんきん定期便」の見方について、社会保険労務士の後藤秀樹さんが解説します。「ねんきん定期便」を持っている人は、手元に用意してみてください。

【連載】知っているようで、知らない年金の話

 

国民年金の受け取り金額はいくら?

 年金に関して、皆さんが一番興味あるのは、「いったいいくら受け取れるのか?」ということでしょう。もちろん公的年金の額は、過去の職歴や保険料の納付状況などにより異なりますので、一概にはいえません。また、毎年1月末に物価など経済状況などを加味して次年度(4月から)の年金額の改定が発表されることも覚えておきましょう。

 厚生労働省の発表によれば、2015年度の国民年金額は、満額で6万5008円/月、厚生年金の平均的な会社員家庭で22万1507円/月となっています。さて、この金額がどのような前提で算出されたものなのかについて、少しお話ししましょう。
 

 まず国民年金は職業に関係なく、全員が加入する制度です。先ほどの年金額(6万5008円/月)は、国民年金に、40年間漏れなく加入したという前提での金額です。この40年とは20~60歳のあいだ、と理解してください。別の言い方をすると加入期間480カ月の人が、満額(年換算で78万100円)受け取れる、ということになります。

 ですが、全員が480カ月加入している、というわけではありません。未納期間がある場合、次の計算式で算定されます。

(78万100円×実際の加入月数)÷480

 つまり、国民年金を満額受取るためには480カ月の加入期間を満たす必要があり、それに満たない人は満たない月数分、案分して減額されていく、という仕組みになっています。

 この加入期間とは、第1号、第2号、第3号に該当した期間を通算したものであり、その内訳を問いません。加入期間が同じであれば、第1号でも第2号でも年金額は同じです(ちなみに、学生時代に保険料免除の扱いを受けていた期間に関しては、後日改めて納付しない限り、年金額の算出の際には加味されません)。 

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最終更新:2016/2/21(日) 2:43
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