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どうなる?楽天・松井の先発転向問題。与田投手コーチを直撃!

2015/12/4(金) 11:00配信

THE PAGE

 今季先発から抑えに転向して、63試合で3勝2敗33セーブ、防御率0.87の堂々たる結果を残した楽天の松井裕樹(20)に来季の先発再転向説が持ち上がっている。楽天の投手コーチに就任し、現役時代の背番号「29」を逆にした「92」を付けて秋季キャンプから始動している与田剛・投手コーチ(49)を直撃した。

――松井の先発転向問題はどうなった?
「新聞報道にも出ているけれど、松井の来季のポジションについては、梨田監督が年内に本人と話して方向性を決めることになっている」

――そもそも与田新コーチの発言が発端?
「松井は先発としてやれる力があると就任会見で発言したが、実際、そうでしょう? そこだけを取れば先発転向ということになるんだろうけど(笑)。まあ、チームにとってマイナスになるような話題でもなく議論になることはいいことだと考えていたから」

――松井本人の意向もある?
「彼と則本はプレミア12のメンバーに選ばれていたので、2人とは会う機会がないと思って、大会前に2人とは、直接会って話をした。ただ松井に聞いたのは、『来年どうしたい?』ではなく、『今年どうだった?』という話。『学べた。自信がついた』とそういう話をしていた。確かに立派な数字を残した」

――梨田監督が最終決定することだろうが、与田コーチ自身の考えは?
「松井のポテンシャルを考えると、10年、15年と、第一線でチームの中心選手として長くプレーしてもらいたい投手。僕も抑えをやってきたからよくわかるが、そういう将来を考えると、どこかで先発転向しなければらないと思うが、はい抑え、はい先発と、こちらの都合で簡単にポンポン動かすべきではない。それに、もし先発転向するなら最低4、5か月から半年は、時間をかけて準備をして行うことが必要だし、すぐに先発で結果を求めることもしたくない」

――正論だ。それに松井を先発転向させれば代わりのストッパーをどうするかをいう問題も出てくる。
「新外国人のラダメス・リズが候補だが、僕らは代理人の売り込み用の映像しか見ていないので、現時点では白紙だよね。163キロとふれ込みのストレートは確かにスピードはあるし、いいカーブも投げる。期待感はあるが、キャンプ、オープン戦で、抑え、中継ぎの適性を見なければならないし、あらゆるケースを想定したテストもしていかねばならないだろう」

――新外国人を計算に入れておくのは怖いからね。そこを見極めてから松井を先発転向させても時間がない。
「いずれにしろチームが一丸なって戦わねばならない。1年を戦うためには、1、2軍のピッチャー全員にそれぞれの役割と課題を渡して、一人が疲れたり不調になったら、代わりが2軍から出てくる。2軍にいても、そのための準備をしておくというような全員でマネジメントしていく体制を作っておきたい」

――燃えているね? 与田投手コーチの改革論は、また次の機会に聞きたい。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

最終更新:2016/1/4(月) 2:33
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