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入門編から超難関まで「なにわなんでも大阪検定」開催

2015/12/10(木) 12:04配信

THE PAGE

なにわなんでも大阪検定 1級は前回の合格率が、わずか2%台という超難関 THEPAGE大阪

 大阪に関する博覧強記ぶりを競う「なにわなんでも大阪検定」試験がこのほど大阪府堺市の府立大学中百舌鳥キャンパスなどを会場に開かれ、多くの受験生が難問に挑戦した。初心者向けの3級から1級まで3段階に分かれ、1級は前回の合格率が、わずか2%台という超難関。試験会場には真剣勝負の緊張感が張り詰めていた。

【動画と拡大写真入りの記事】大阪検定、1級は前回の合格率わずか2%台という超難関

合格率2%台の超難関に挑む勇士たち

 7回目を迎えた今年の受験申込者数は3級、2級、1級で計2491人。府立大学中百舌鳥キャンパスでは、午前中に3級と1級、午後から2級の試験が実施された。

 1級の受験申込者268人の多くは、すでに2級に合格した勇士たちばかり。昨年は1級に269人が受験し、合格者は7人で、合格率は2.6%だった。3級は合格率73.3%、2級が同30.5%だったから、1級になると、ケタ違いに難しくなるわけだ。

 開始時間が迫る1級の試験会場には、ただならぬ緊張感が張り詰める。「我こそは大阪博士」の自負と超難関に挑む重圧が、受験者の中で交差しているのではないだろうか。

 主催する大阪商工会議所の西村貞一副会頭も受験。1級合格を目指していた佐藤茂雄会頭の急逝に伴い、故佐藤会頭が答案と向き合うはずだった席には追悼の花が添えられた。

1級検定の4択式設問に正解できる?

 午前11時、1級の試験開始。90分間の制限時間に、4択式の50問と、記入式の25問の計75問に挑む。どの程度の難解さなのだろうか、設問の一部を公開しよう。ある4択式の問題の場合、質問は次の通りだ。

 「大阪で開催された第五回内国勧業博覧会(略称:内国博)、日本万国博覧会(略称:万博)と大阪市営電気鉄道(略称:市電)の開業と廃止時期を時系列で並べた場合、正しい組み合わせはどれでしょう?」
対する解答案は以下のようになっている。

(1)市電開業―内国博―万博―市電廃止
(2)市電開業―内国博―市電廃止―万博
(3)内国博―市電開業―万博―市電廃止
(4)内国博―市電開業―市電廃止―万博

 正解は(4)。「大阪市営交通90年のあゆみ」(大阪都市協会)によると、内国博は1903年3月1日から7月31日まで開催され、市電は同年9月12日に開通。69年4月1日、最後の市電が廃止となり、翌70年3月14日、万博が開催された。4つのシーンを正確に並べると、大都市大阪の変わりゆく情景が浮かび上がってくる。

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最終更新:2015/12/10(木) 12:07
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