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来季も混セ再来?AクラスとBクラスが入れ替わる!

2015/12/15(火) 12:00配信

THE PAGE

 ストーブリーグに入って各チームの2016年度の編成図が徐々に見えてきたが、セ・リーグは、ヤクルト、阪神、広島の3球団が、主力の退団という緊急事態に見舞われ、来季構想が未だに不透明だ。阪神は不法賭博問題で41セーブを挙げた守護神、オ・スンファンとの契約交渉を打ち切りマートンも退団。ヤクルトは、同じく41セーブでオ・スンファンとタイトルを分けあった優勝の貢献者、バーネットがメジャー移籍。ロマンもリリースされ勝利の方程式が崩壊した。広島は、今季15勝を挙げたチームの勝ち頭、前田健太がメジャーへのポスティング移籍でチームを去る。

 この3球団だけでなく、中日はクリーンナップを任せていたルナを切り、和田、小笠原らの来季は、まだ戦力になりそうなベテランを引退させた。横浜DeNAも恐怖の6番打者として打率.258、13本、56打点の結果を残したバルディリスが退団、巨人も、代打での打率.395を誇った高橋由が監督になって切り札を失った。

 元阪神、ダイエー(現ソフトバンク)、ヤクルトでプレーした評論家の池田親興氏は再び混セを予想する。

「セ・リーグは今季の上位にいたチームの戦力がガタっと落ちた。特にヤクルト、阪神、広島の3球団は、長いペナントレースを戦うために重要な投手陣の要がいなくなった。中継ぎ、抑えの不在は、先発投手の責任イニング数やベンチワークにまで大きな影響を及ぼす。阪神はマートンも抜け得点力も不安。各チーム共にFAでなく新外国人の補強で、なんとか穴埋めをしようとしているが、これだけは、キャンプ、オープン戦を見てみないことにはわからない。一種の賭け、ギャンブルだ。近年、外国人投手に関しては、随分と外れが減ってきていると思うが、野球ができても家族も含めて日本の環境に馴染まない選手もいる。

 ドラフトで獲得した選手に関しても今季の横浜DeNAの山崎のようにはまってくれるのは逆に珍しく、計算に入れることはできないだろう。今季は交流戦で、セがパに負け越したことから全球団貯金ゼロの異常な混セになったが、来季はひょっとすれば、スタートから混セになる可能性もある。

 もし各チームの新外国人が結果を出せなければ、交流戦でまたセが惨敗して、ますます混セに拍車がかかると思う。現時点で優勝予想をしろと言われれば、マイコラス、ポレダが残り、ロッテから実績があり計算の立つクルーズらを獲得した巨人が1位予想になるが、あくまでも消去法。新外国人を3人も獲得した中日など、新戦力の賭けに当たったチームが出てくれば、混セに乗じて、今季のAクラスとBクラスがガラっと入れ替わる可能性もあるだろう」
 

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最終更新:2016/2/15(月) 2:58
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