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大阪市の吉村洋文新市長 就任会見【全文1】

2015/12/21(月) 14:40配信

THE PAGE

 新しい大阪市長に就任した吉村洋文前衆院議員が21日午前、大阪市北区中之島の市庁舎に初登庁し、就任会見に臨んだ。吉村新市長は終始緊張した表情ながら「橋下維新市政を継承し、閉塞感のある大阪を明るい大阪にしたい」などと抱負を語った。圧倒的な存在感、発信力で市政改革を陣頭指揮してきた橋下徹前市長の後継者として、市政改革を継続できるか、手腕が問われている。

最初の改革は市長の退職金廃止と報酬40%削減

司会:それでは市長の就任会見を開始します。市長、お願いします。

吉村:はい。本日、初登庁しまして、市長に就任いたしました。先の市長選挙におきまして、多くの大阪市民の皆さまの負託を受けまして、市長に就任することになりました、吉村でございます。これからしっかりこの市長職を全うしていきたいと思ってます。先の市長選挙ではやはり、これまでの橋下市政をどう評価するかという、そういった側面も多かったと思っております。その中でのこの選挙結果、そして私がこのマニフェストで訴えてきて分を含めてこれからの市政、考えていきたいと思って、実行していきたいと思っています。

 というのも、まずはこれまでの大阪維新の政治、それから橋下改革、これも承継、この路線は当然していくということ、それを前提にしながら、この議会でなかなか進んでいなかった改革、そういったところについては議会の皆さんともしっかり話をしながら進めていきたいというふうに思っております。われわれ、維新の政治のスタンスとしては大阪市民の皆さんのしっかり意見を聞いて、話を進めていこうというのがわれわれ、維新の政治のスタンスでもありますんで、それをこれからも引き続きやっていきたいと思っております。

 そのときに、まず最初に一番最初に、まず今日からでもできる改革というので最初に取り組むべき改革としては、やはり市長である私自身、一番厳しい改革をするところからこの市政を始めようと思っています。退職金は廃止して、そして市長の報酬は40%削減する、カットするという、そういうことをまず一番最初の改革としてやっていきます。これは選挙でも皆さんにお約束しておりましたけど、政治家自身、そして組織のトップ自身が一番自分に厳しい改革をする。そうすることで役所に対しても、市民の皆さんの大切な税、これを無駄な使い方は絶対させないようっていう、そういった意味も含まれております。役所の無駄遣いは絶対させないというスタンスでいきたいというふうに思っています。

 また職員の、そういった意味では職員のその給与のカットについては継続してやっていくというのをまず一番最初にスタンスとしてしっかりと打ち出していきたいと。その上でこれからの厳しい財政状況の中でもやはり、いろんな施策を展開していくということにしていきます特に 僕自身はさまざま、この市政の課題というのを広く渡ってますけど、子供、それから教育、そういったところがやはりこの大阪の将来を考えていく上では子供世代、子育て世代をしっかり行政でもそういった施策を打っていって、教育を受けやすい環境に、子育てしやすい環境で、頑張る子供たちを徹底的に応援するというようなことが大切だろうというふうに思っております。

 それから、高齢者の皆さんの施策についても本当に支援を必要とする方、いらっしゃいますので、そういった方に行政の、政治のスポットライトを浴びるような、そんな政策を実行していきたいというふうに思っております。それから、やはり私がこの政治をしてる原点でありますが、この大阪という街を日本の中でのもう1つの、東京一極集中ではない、ツイン・エンジンにしていくっていうのは、これは私の政治の原点でもありますので、そこについてはしっかりと進めていくことになると思います。さし当たっては松井知事と府市一体でやっていきます。28日には推進本部を立ち上げて、第1回目の会合をする予定にしております。この大阪が経済的にも政治的にも文化的にも、副首都としてふさわしい、あるいは大きな大都市としてふさわしい、ツイン・エンジンとしてふさわしいそういった大阪を実現していくため、そういった議論をこれからも続けていくということが大切だと思っています。

 都構想についても当然のことながら、これは行政の実行組織の間の問題だと思っておりますので、この大阪の、われわれが目指す大阪像を実現していくための行政組織としてこの都構想、これ5月17日に否定はされました。されましたけれども、今回の選挙ではこれを修正する議論、3年でこの都構想を修正する案を作らせてほしいということを、これ常々訴えてまいりましたので、そこについては引き続きこの都構想を修正する案を作るという、そういったことをやっていこうと思っております。

 これから課題、たくさんあります、地下鉄の民営化もそうですし、今、統合案件についてもそうです。そういった課題、なかなか議会との話し合いがうまくいかず、進まなかった部分。そういった部分はしっかりと議会の皆さまの声も聞いて、進めていきたいというふうに考えております。

 この大阪、今少し閉塞感があるのかなというところもあるんですが、そういった中でこの大阪が明るい大阪になるように、そして成長する大阪になるように、そういったものを実行していきたいというふうに思っております。私、今日が初めてということになりますが、市長就任を受けて、本当に責任感、それから身を引き締めていこうという思い、そういった気持ちでいっぱいでございます。これから大阪、より良い大阪を実現していきたいと思っています。

 報道各社の皆さん、記者の皆さんにおかれましては、これは当然、組織をチェックするという立場だと思いますし、そのチェックするというだけではなくて、より良いところをどんどん広報していく、市民の皆さんに、府民の皆さんに伝えていくというのも皆さんの役割かなというふうに思っております。こういったところでこれから皆さんとも意見交換をしながら、あるいは皆さんがお聞きされることについてはきっちり答えていきながら、この大阪にとっていい政治、そういうものを実現していきたいというふうに思っております。私からは以上です。

最終更新:2015/12/21(月) 14:40
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