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<ボクシング>村田、次戦は上海でKO率72%男と!

2015/12/25(金) 4:00配信

THE PAGE

 ロンドン五輪の金メダリストで、WBC4位など、4団体のミドル級でランキング入りしている村田諒太(29歳、帝拳)が、来年1月30日に中国の上海で、WBAスーパーミドル級の地域チャンピオンで、世界タイトル経験もあるファン・カミロ・ノボア(34歳、コロンビア)と対戦することが24日、明らかになった。同日、米国メディアのESPNが電子版で報じたもの。上海のイベントのメインは、2大会連続の金メダリストで、世界挑戦に失敗後、肩を痛めていた地元の英雄、ゾウ・シミン(中国)の再起戦で、村田はそのセミファイナルに登場予定。どちらもノンタイトル10回戦だが、金メダリストの競演となる。

 村田のプロ転向9戦目の対戦相手のノボアは、25勝(23KO)6敗1分のキャリアを持つベテランの右構えのファイター。KO勝利率72%の強打者だ。2005年にデビュー、2013年12月には、WBA暫定世界ミドル級王座決定戦で、ディミトリー・チュディノフ(ロシア)と対戦して6回TKO負けをしたが、その後2014年8月に再起して、3連続KO勝利中。距離を使った“ボクシング”はできないが、KO勝利のほとんどが序盤のラウンドで仕留めているという猪突猛進タイプで「一発を浴びたら」の怖さがある。

 ただその一方で、6敗のうち5つがKO負け。ディフェンスは単純なブロッキングが主体で、上手さは持ち合わせていない。パンチはまとめてくるが、右のパンチはオープン気味。34歳ということでフィジカルの衰えも目立ち、つけこむ隙は十二分にある。
 
 村田のラスベガス初進出となった11月の試合では、ガナー・ジャクソン(ニュージーランド)に圧勝したが、本場のファンやプロモーターにKOで存在感をアピールできず、本人は「最低の試合だった」と振り返った。中国・上海もプロモートしているトップランク社が重要視しているマーケットで、ここでアピールを果たせば、“ラスベガスの失敗”を取り返し、村田の商品価値をグンとアップさせる可能性は大きい。陣営は、2016年に世界初挑戦のプランを練るが、4団体あるミドル級戦線の壁は高い。
 

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最終更新:2016/2/25(木) 3:00
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