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セクハラだと問題になった翻訳機広告動画 舞台裏を俳優が説明

2016/1/26(火) 17:32配信

BuzzFeed Japan

株式会社ログバーが新しいウェアブル翻訳デバイス「ili(イリー)」の広告動画を公開した。外国人俳優が翻訳機を使い、街中の女性たちにキスしていいか聞き回り、追いかける内容に、女性差別的だと批判が相次いでいる。ログバーのCEOと俳優は、批判に対し、動画は演技だと説明。セクハラ行為を演技したのか、翻訳機器の性能もフィクションだったのかなどの疑問も指摘されている。

広告動画によると、iliに話しかけると、音声で翻訳してくれるという。英語、中国語、日本語の3言語に対応する、と説明している。

動画では、俳優ディーン・ニューコム氏が、スマホの半分もない小さいiliを持ち、都内を歩き回る。そして、カメラを頭につけ、路上にいる女性たちにキスしてもいいか聞き回る。大半の女性たちは驚き戸惑うが、ニューコム氏は2人とのキスに成功している。女性を追いかけたり、座っていたベンチから引っ張り立たせてキスするシーンもある。

ソーシャルメディア上ではこの動画に対し、様々な反応が見られた。「セクハラ」という批判や、新製品の紹介になぜこのような動画を作ったのかという戸惑いの声も出た。

BuzzFeed Newsは、ログバーにメールで取材を申し込んだ。動画の内容が実際にあったことなのか。クレームは来てないか。そして、そもそもこの高機能が存在するのかなど質問をしているが、26日現在、返信はない。

一方、ログバーの吉田卓郎CEOは、BBCの取材にメールで「全てが台本通りの演技」だと答えている。

「問題になっているこのプロモーション動画は、翻訳デバイスの有効性を紹介する意図のもと制作された」「女性たちは全員女優であり、動画内の行動は演技であり指示された。誰一人も意志に逆らって何かを無理強いされることはない」

台本だとしたら、別の疑問が残る。翻訳機の機能を紹介するのに、なぜ女性差別的だとの批判を生むような内容にしたのか。

俳優として出演したニューコム氏は、どう思っているのか。BuzzFeed Newsは取材を申し込んだ。ニューコム氏はコメントを控えたが、あるブログに投稿されているインタビューのリンクを送信してきた。なぜ、動画に出演したのか、舞台裏を説明する内容だった。26日12時現在、このブログの記事は削除されているため表示できなくなっている。記事内にあった、ニューコム氏の見解は以下の通り。

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最終更新:2016/1/26(火) 17:32
BuzzFeed Japan