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甘利大臣辞任会見(全文2)大臣室、大和事務所で各50万円を受け取る

2016/1/29(金) 11:25配信

THE PAGE

500万円の授受について

 以上のとおり、各50万円については私が秘書に指示したとおり、政治資金として処理されていたことを確認をしました。なお平成25年11月14日の50万円につきまして、私からきちんと処理するようにと指示を受けていたものの、私の舌がん騒動で入金が遅れてしまったとのことでしたので、収支報告書の入金日については選管などとも相談し、適切に対応するよう事務所に指示をしました。

 次に本日発売の『週刊文春』において、総務担当者が私の父などと面識があったとする記事が出ているようなので、私が記憶する限りで多少、説明をします。総務担当者は私の父が衆議院議員時代に父と面識があったとか、父との会食の場で私と会ったと述べているようですが、当時、私は面識はありません。この総務担当者の方は名字がいくつか変わっているとの話も聞いていますが、少なくとも『週刊文春』に出ていた総務担当者の名前を当時、父から聞いたことはありません。

 次に1996年から97年ころ、漁業権の売買に関する相談をしたとのことですが、このころ私の父の知人の僧侶が来られまして、北方領土の漁業権の相談を受けたことがあります。しかし僧侶が誰かを連れてこられたような記憶はありますが、この総務担当者だったかは記憶にありません。このときの僧侶の相談は、北方領土の漁業権を買い上げてもらいたいというものでした。とても無理な話なので、その旨伝えて相談は終わったと思います。後日、この漁業権の話は時々出てくる話で、筋が悪いと役所から聞いた覚えがあります。

 今回の報道を受けて初めて知ったのですが、7~8年前に大和事務所のC秘書に、ある人が北方領土の漁業権の相談に来たが、C秘書が外務省に問い合わせて無理であることが分かったので、C秘書がその人にその旨伝えたところ、「なんにもできねえじゃねえか」などと捨てぜりふを吐いて出ていったことがある、とのことでした。そして、平成25年5月ごろ、総務担当者がA秘書にURとの相談を持ち込んだ際、A秘書から総務担当者を紹介されたとき、C秘書が昔相談に来た人ではないかと思い出し、総務担当者に対して、前にお会いましたよね、などと尋ねたところ、その総務担当者は、「いや初めてです」と答えたので、おかしいなと思った、とのことでした。

 次に報道されている秘書とS社との間の、平成25年8月20日の金500万円の授受についての調査状況を報告いたします。まずS社とURの補償交渉への関与等でありますが、A秘書の、弁護士に対する説明の要旨を申し上げます。

 総務担当者と初めて会ったのは平成25年2月ごろであり、その後、平成25年5月の連休後、5月9日だったと思う、に、大和事務所に来た際に、URとの間の補償に関する陳情があった。それに対して確認するという対応をした。その後、大和事務所のC秘書に総務担当者から預かった資料を渡し、当事者の双方から話を聞くという趣旨で現状を調べてくるように頼んだ。C秘書からの報告については、記憶が定かではないが、URに行って現状について教えてもらったのではないかと思う。

 その後、大和事務所で総務担当者と会った際、詳細は覚えてないが、話はしてきたので、あとは当事者でやってほしいという話だったと思う。総務担当者との間でそれ以上の話はなく、この件はこれで終わったとの認識であった。A秘書やC秘書が金額交渉等に介入したことはない。以上が、S社とURの補償交渉への関与等に関する、A秘書の弁護士に対する説明の要旨であります。

 続いて、本件についてのC秘書の弁護士に対する説明であります。A秘書から頼まれて、平成25年5月か6月ころ、一度、URに行ったことがある。その際A秘書から数枚程度の資料を渡されたと思う。その中にS社の名前はあったと思う。話し合いの進捗状況の確認に行ったと思う。URに何かお願いをした記憶はない。解決をしてくれなどと話した記憶もない。

 次に、500万円授受の有無および趣旨についての、A秘書の、弁護士に対する説明の要旨を申し上げます。
 8月20日、総務担当者と大和事務所で会った。その際に2億2,000万円という話は聞いた記憶がない。当日、総務担当者が1,000万円を出しきて、そのような多額の献金は受け取らないと言ったが、結果として100万と400万の合計500万を受領して、大和事務所の経理事務員に100と400で分けて領収書を切るように言ったと思う。独断で決められないと思い、100万円は献金としていただき、400万円は預かり、事務所の者と相談して判断しようと考えた。2枚とも寄付として領収書を、これ13口分を作成してもらい、総務担当者に渡した。なお、総務担当者からは領収書は要らないと言われたが、領収書は発行しなければいけないと言って発行した。

 その後、経理事務員と400万円の扱いについて相談したところ、やはり400万については返したほうがいいとなったので、その日のうちに総務担当者に返したい旨伝えたが、総務担当者は、いったん渡したお金なので受け取ってもらいたい、自由に使ってほしい旨、言ってきた。そこで400万円のうち100万円を大臣の元秘書の県議会議員のほうへ回すこととして9月6日に渡した。元秘書の県議に対する100万円の寄付については、事前に総務担当者に話をしている。

 9月6日に総務担当者に県議からの100万円の領収書を渡したが、300万円については結局、総務担当者に返せず、自分の机の引き出しに保管してしまった。なお、400万の領収書は総務担当者のほうで処分しておくという話であり、その後に処分したと聞いた。この300万についてはその後、本来、自腹でしなければならない支出、支払い等に使った。自腹での負担が大きいので誘惑に負けてしまった。県議に100万円渡したことや、300万円を返さないで使ったことは、甘利大臣や事務所の者には話していない。以上が500万円授受の有無および趣旨について、A秘書が弁護士に対し説明した内容であります。

 加えて、弁護士が確認した500万円授受の有無および趣旨について、甘利明事務所関係者の説明や関係資料によれば、平成25年8月20日の500万円のうち、100万円は同日、S社からの寄付として入金処理がされ、平成25年、政治資金収支報告書に計上されていることが確認できました。また、県議が代表を務める大和市第2支部の平成25年政治資金収支報告書に、S社からの100万円の寄付が計上されていることについても確認されました。

 また、大和事務所の経理事務員は、A秘書から相談され、寄付として受け取るのはせいぜい100万円と言った。500万は受け取ったが、400万円は返却するという話だった。そこで、入金簿のS社の欄に、8月20日、400万円は返却のこと、とメモ書きした。400万円年は返却したとA秘書から聞いた。そこで入金伝票に、9月6日返却と書いた、等と説明し、また同じく、大和事務所の同じく経理を担当している事務員も、同趣旨の説明をしております。このメモ書きと入金伝票の記載は確認できました。これみんな弁護士ですよ。以上のとおり、当初受け取った500万円のうち、第13区支部と大和支部の2支部への各100万円については、それぞれ収支報告書に記載されていることを確認しました。

 残りの300万円については、A秘書が総務担当者に返金を申し入れましたが強く拒まれ、結果としてA秘書が手元で管理し、費消してしまったとの報告を受けました。従って、300万円については収支報告書の記載を欠いている状態になっていますので、選管などと相談の上、適切に対応するよう指示をしました。以上、本日までに弁護士に調べてもらい判明した内容を、中間報告という形で報告を受けた内容を踏まえ説明をしました。現在も引き続き、記事に掲載をされているような事実があったのか調べてもらっています。

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最終更新:2016/1/29(金) 13:52
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