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シャープ、ドバイでイチゴ産業に進出

2016/2/3(水) 17:53配信

BuzzFeed Japan

電機メーカーのシャープが、ドバイにてイチゴ工場を展開し始める。2016年5月ごろから試験的な生産と、商談を始めるとBuzzFeedに語った。2013年から現地でプロジェクトを始動。約3年の歳月を経てようやく実施の目処がたった。

なぜ、シャープがイチゴ工場を手掛けるのか? その理由は2つある。

1:中東で日本のイチゴは超贅沢品
シャープによると、市場に出ている日本産のイチゴの相場は1000円以上。高級レストランの隠しメニューとして出されることもあるのだそう。ドバイで流通しているのはアメリカ産のもので、糖度は平均6~7。「甘くて美味しい日本のイチゴを食べたい」「でも高い」というギャップに商機を見出したわけだ。

2:高い技術力
LEDで光を調節し、プラズマクラスタでカビ菌対策をする。繊細なイチゴを栽培する環境を作り出すには、同社の技術は最適だった。加えて大阪府立大学や農家に指導のもと、糖度9~10のイチゴを栽培できるシステムを開発した。

なおシャープによれば、中東エリアで日本品種のイチゴを人工的に収穫したのは初。

このイチゴ工場はコンテナを8つ掛けあわせてできるコンパクトな構造。そのためスーパーやレストランが自家用栽培のため導入する需要も見込める。初期費用は1億円程度。10分の1のコストだという。

同社以外にも、富士通や東芝も人工的にレタスなどを栽培している。電気メーカーが培ってきたテクノロジーは、農産物の生産という形で新たな道を切り開いているのだ。

最終更新:2016/2/3(水) 17:53
BuzzFeed Japan