ここから本文です

どうなる阪神の二塁手争い。本命は「手抜きの神様」西岡?!

2016/2/9(火) 12:00配信

THE PAGE

 阪神の二塁手争いが激しい。8日は沖縄宜野座のキャンプで、西岡剛(31)と鳥谷敬(34)が二遊間を組んで、約45分間にわたる特守に汗を流したが、開幕スタメンはこの2人で決定したわけではなく、二塁の定位置を西岡、上本博紀(29)、大和(28)の3人が争っている。西岡は勝負強いバッティング、大和は投手に安心感を与える高い守備力、上本は、走攻守の3つがまとまっている総合力が、それぞれの特徴。3月25日の中日との開幕戦で、金本新監督が二塁のスタメン表に名前を書き入れるのは誰になるのだろうか?
  

 沖縄・宜野座のサブグラウンド。鳥谷―西岡の2人がコンビを組んで“特守”と言われる守備のメニューに挑んだ。ノックをした久慈コーチ曰く、「それぞれにテーマが違った。西岡は前さばき。鳥谷は三遊間の打球に対して楽をせず、正面からもっとスピードを持って入ること」を狙いにした特守で、二塁ベースに入った平田コーチの絶妙の掛け声と、トークがあって見物客から笑いも起き、鳥谷、西岡も、苦しいメニューを最後まで集中力を切らさずに楽しんでこなした。

 一番の盛り上がりは、途中、金本新監督が現れた途端に、西岡の動きが機敏になったことを平田コーチから「おまえ、急に動きが良くなったやないか」を指摘され、「一緒、一緒」と西岡がやり返し、金本監督が「やればできる子。やってないだけ」と、突っ込んだシーン。金本監督に「手抜きの神様」と命名された男は「しっかりと最後まで足を動かした」と復活のアピールには成功した様子だった。

 昨季、西岡は怪我続きで右肘を痛めて、わずか50試合出場にとどまった。優勝争いにはギリギリ間に合わせたが、和田元監督の決断の鈍さもあって、西岡は“最終兵器”ともなれなかった。一昨年は衝突のアクシデントもあり、長期離脱。この2年まともに働けていないだけに、今季にかける思いは強い。

 阪神の偵察に訪れていた某球団のスコアラーが言う。

「大和は抜群の守備力でバッテリーを助けるだろうが、3人の中で西岡が一番嫌なんだよなあ。体調をベストに仕上げて定位置をとられると困る。ここ一番の勝負強さ。塁に出るし、返すこともできる。調子のいいときは打線の中で手のつけられないこともある」
 

1/2ページ

最終更新:2016/2/9(火) 12:00
THE PAGE

スポーツナビ 野球情報