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高校生は投票できるのに政治活動の自由はない? 怒りの声上げた18歳に聞く

2016/2/10(水) 16:06配信

BuzzFeed Japan

投票年齢の引き下げによって、18歳から選挙に参加する権利を得た。でも、政治的な活動をする自由は制限される。「そんなの納得できない」と声をあげた高校生たちがいる。なぜ、制限されるのか。彼らが何を求めているのか。話を聞いた。

政治活動は届け出制

発端は文科省が1月29日に出した通知だ。高校生のデモ参加などの政治活動について「休日や放課後に校外での政治活動に参加する場合、事前に学校に届け出させる」(朝日新聞)ことを認めたという。

投票年齢が18歳に引き下げられ、今夏の参院選から高校生でも投票はできるようになった。それなのに、この通知に基づく届け出制が実施されると、政治活動の自由は制限されることになる。

「高校生にも声を上げる自由がある」

都内の高校3年生、福田龍紀さんはBuzzFeed Newsの取材にそう語る。

今回の通知に反対する声明をFacebookで発表した高校生グループ「T-nsSOWL」のメンバー。声明にはこう書いた。

「認めるべきは政治参加の規制ではなく、促進のはずです」

学業に支障が出ないように?

そもそも、なぜ届出制が必要なのか。

文科省は「生徒の安全に配慮したり、政治活動に没頭して学業に支障が出ないようにしたりするなど、生徒指導上把握が必要なケースがあるため」と説明しているという(朝日新聞)。

福田さんはこの説明に納得がいかない。文科省に直接電話して確かめたという。

「デモは安全だというと『昔は暴力的なデモもあった』、やりすぎたら学業に支障が出るなら、ゲームや習い事はと聞くと、はぐらかされました」

文科省が生徒の政治活動を制限するルーツは、1969年にさかのぼる。

当時は学生運動が盛んで、機動隊との衝突などで負傷者も多数出た。文科省は「一部の高等学校生徒の間に、違法又は暴力的な政治的活動に参加したり、授業妨害や学校封鎖などを行ったりする事例が発生している」ことなどを理由に「学校内では制限・禁止。学校外でも望ましくない」と通知した。

投票年齢の引き下げに伴い、この通知は廃止された。2015年10月に出た新たな通知では、生徒の選挙・政治活動について18歳選挙権を尊重し、学業・生活に支障がある場合などには「必要かつ合理的な範囲内で禁止・制限する」ことに言及した。

これが今回の届出制につながっている。

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最終更新:2016/2/10(水) 16:06
BuzzFeed Japan