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<上海だより>日本ラーメンに強敵出現! 上海で増える新感覚ラーメン屋

2016/2/12(金) 17:48配信

THE PAGE

 ここ数年、日本のラーメン屋が世界的なブームですが、中国は上海も日式ラーメンが大人気の都市の一つで、一風堂や一幸舎などのとんこつラーメン屋は行列ができるほど人気です。一方で、これまでのように日式ラーメン一人勝ちとは言えないような変化も起き始めています。

 これまでのローカル系ラーメン屋といえば、店内が汚い(衛生的に心配)、麺は美味しいけどスープはもう一歩、という店が多かったのですが、「カフェ風ラーメン」とでも言うべき、こだわった内装とこれまでにない高品質なラーメンを提供する店が増えてきているのです。

「カフェ風ラーメン」の先駆者はチェーン展開も

 上海ローカル系ラーメンの進化において外せないのは、現在市内に3店舗を展開する『十面欣騰』というお店です。女性受けする可愛らしいカフェ風の内装で、本格的な海鮮出汁のスープや漢方と鶏ベースのスープのラーメンが人気です。この海鮮ラーメンの中でも蟹丸ごと一杯をのせた蟹ラーメンがなんとも贅沢で、日本で同様のスープを作れば一杯数千円はするであろう品質です。

上海人は良質で新しいものを常に求めている

 閑静な高級住宅街に昨年オープンした『一麺春風』というラーメン屋は、上海人の美食家たちの間で話題の人気店で、きのこ出汁で甘みのあるスープに歯ごたえのある麺が特徴です。店内も清潔感に溢れ、ベルギーなどのクラフトビールも揃っています。

上海市内に増え続ける「カフェ風ラーメン」

 これら以外にも、街中に新しいスタイルのお洒落なラーメン屋は増え続けていて、外食産業が激戦の上海ではそれぞれが個性に溢れています。入り組んだ小道の奥にひっそりと佇む店を発見することもあれば、散歩の一休みにお洒落なカフェに入ったつもりが実はラーメン屋、なんてこともあります。

 そもそも飲食業界の新陳代謝が激しい上海で、新しい感覚を持った若者たちが唯一無二のラーメン屋を目指しているのです。競争が激化する上海ラーメン業界で、日式ラーメンも消費者に対してこれまでとは違う提案をしていく必要があるでしょう。生産大国から、消費大国へまさに進化中の中国を代表する都市である上海。出張、旅行の際には是非新しいスタイルのラーメンを食してみてはいかがでしょうか。

最終更新:2016/2/15(月) 15:06
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