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物議を醸すクジラの死骸写真 応募者に撮影した意図を聞いた

2016/3/16(水) 17:13配信

BuzzFeed Japan

第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで最優秀賞に選ばれたクジラの死骸の写真が物議を醸している。批判を受け応募者は受賞を辞退したというが、写真の意図はなんだったのか。応募者の男性に話を聞いた。

海岸に打ち上げられたクジラの上で、ある男性がポーズを取っている作品が北海道立オホーツク流氷科学センター主催の写真コンテストで最優秀賞に選出された。題名は「征服」。

Twitterではこの写真に対し、「いい気分はしなかった」、「生きてても瀕死のクジラの上に乗る行為を誉めるのは倫理観を疑う」など批判の声が相次いでいる。

一方で、「なんで不謹慎っていわれるのかが謎」、「表現の自由だし、別にいいんじゃないのって思う」と肯定する意見もある。

なぜ、この写真が優秀賞に選ばれたのか。朝日新聞によれば、審査した北海道写真協会の会員は「クジラは生きていると思った。その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ」と説明しているという。

批判を受け、北海道立オホーツク流氷科学センター所長の高橋修平氏は3月15日、応募者の男性が受賞を辞退したと発表した。

「この度は、当センター主催の『オホーツクの四季写真コンテスト』において、多くの方からフェイスブック等でご意見ご感想を頂いております。

お騒がせしている事案については、当施設における審査の判断基準が明確ではなく、自然や環境を研究する機関でありながら、それらへの配慮や認識が欠如していた点を原因と考え、多くの方に不快な思いをさせてしまい、猛省しております。

寄せられたご意見を受け、審査員と応募者に事情を説明しましたところ、ご本人様より辞退する旨のお話があり、最優秀賞(北海道知事賞)は『該当作品なし』と致しました。

今後におきましては、生命の尊厳及び人道の尊重について適切な配慮を欠くことのないよう、対処して参りたいと考えております」

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最終更新:2016/3/16(水) 17:27
BuzzFeed Japan