ここから本文です

Instagramの表示も時系列から「見たいであろう」順番に そのビジネス的な背景と影響は

2016/3/18(金) 14:13配信

BuzzFeed Japan

ソーシャルメディアはかつて、最新のものから古いものの順番で投稿を表示してきた。でも今は、シリコンバレーのラボで生まれるアルゴリズムに決定されるようになってきている。

Twitterに続き、Instagramも、表示アルゴリズムを変更すると発表した。投稿は、ユーザーが見たいであろうと判断される順番に、表示されるようになるという。
Instagramはブログで、数が増えすぎたコンテンツの見え方を整理したい、と説明している。「驚かれるかもしれないが、ユーザーは自分のフィードの7割を見逃している」「Instagramが成長するにつれ、ユーザーが、シェアされている写真と動画を目にすることが、難しくなってきた。これは、ユーザーが最も見たいと思っている投稿を見逃してしまっているということを意味する」とブログには記されている。

Twitterがタイムラインの変更をした時、ユーザーは#RipTwitterのハッシュタグで対抗し、このハッシュタグがついているツイートは100万件もツイートされた。Instagramでは、このような反発は起きないとみられるが、気をつけて進まなければならない水域に漕ぎ出していることは、Instagramの内部も認識しているようだ。「みなさんの声を聞きながら、うまくいくように、時間をかけてやっていいくつもり」とブログには記されている。

Instagramの変更には、当然ビジネスの側面がある。Facebookがフィードのアルゴリズム変更をした時、多くのブランドのオーガニックリーチが激減した。何年もかけて自分たちののFacebookページのファンを増やしてきた各ブランドは、幅広いユーザーに、ニュースフィードを通じてリーチすることができなくなり、2013年には、目に見える形の減少を経験した。その結果、多くのブランドは、ユーザーにリーチするために、有料の広告を買うことになった。

「注目すべきは、ブランドのオーガニックリーチが、すぐに減少するのかどうかというところだ」とソーシャルメディア・エージェンシー「ランドリー・サービス」のジェーソン・スタインCEOはBuzzFeed Newsに語る。「各ブランドは、幅広いリーチをしたいと考えるなら、Facebookの時と同じように、結局は広告を買うことになるだろう」

もしそうなったら、表示アルゴリズム変更は、一部のブランドを苛立たせるかもしれない。しかし、Instagramの収益は増えることになる。これは、Facebookが良く知るところだ。

最終更新:2016/3/18(金) 14:13
BuzzFeed Japan