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大阪・平野 ダイエー消え「イオン」開店で利用者の声は

2016/3/27(日) 18:22配信

THE PAGE

 先日、取材先の大阪府八尾市内から大阪市内の会社へ戻ろうとした道中、いつもと違う光景に目をとめた。周囲でも何人かが頭上の看板を見上げたり写真を撮りながら「変わってるやん」などとつぶやく。大阪市平野区にあった大手スーパー「ダイエー長吉店」が「イオン長吉店」として25日にリニューアルオープンしていたからだ。

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大阪・京橋などの店舗もイオンに生まれ変わった

 同店関係者によると、22日まではダイエーとして営業を続け、25日からイオンとして新たな一歩を踏み出したという。もちろんこれはこの店舗だけではない。ダイエーは経営再建中のため、衣料・家具といった様々な商品を取り揃えていた店舗運営をやめ、親会社であるイオンへの引き継ぎを進めている。

 そのため、すでに約40年にわたって親しまれた京橋店(大阪市都島区)などは10日にリニューアルオープンをしており、ツイッターなどのSNSでは「ダイエーがイオンに変わってる」「ダイエー イオンになったの」といった書き込みが多数みられる。

Winkが来て「愛が止まらない」歌ってたことも

 リニューアルして初めての土日を迎えイオン長吉店だが、多くの買い物客でにぎわいを見せ、地下にある「ドムドムバーガー」などで食事を楽しむ人も多い。そして、地下鉄谷町線「出戸駅」と直結、目の前には市バスの「出戸バスターミナル」もあるため、そちら方面の入り口から入ってくる人も多くみられる。

 店舗前で看板の写真を撮っていた近くに住む70代の男性は「ちょっと違和感あるわな」と苦笑。しかし「中はそんな変わらへんし、まあ店名が変わっただけかかな。ただ家族に『イオンいくわ』と言うたらややこしいから、きょうも自然と『ダイエーいくわ』と言ってきた」とも話す。なるほど、出戸駅の燐駅「喜連瓜破」には、大型店舗のイオン喜連瓜破ショッピングセンターがあり、距離は西へ1.4キロ。歩いてでも約15分もあれば着く距離だ。

 子どもと買い物に来ていた30代の会社員男性は「昭和の終わりくらいに開店したと思うけど、よく屋上に有名人とかが来てて。いちばん覚えているのは(女性ポップスユニットの)Winkが来て『愛が止まらない』とかを歌ってすごい人がいたのを覚えている。南海ホークスに変わるプロ野球球団ももってたから応援してたし、なんか勢いがありましたね」と当時を振り返る。

 また「ダイエーがなくなったのは淋しいけど、利用する分にはそこまで変わらないんで。ただ(店舗が)なくなったら困る人が多いんで、これからも頑張ってほしいと思いますね」と続けていた。

最終更新:2016/3/27(日) 18:22
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