ここから本文です

2400枚の顔ハメ看板にハマったプロから最高のハマり方を聞いてきた

2016/3/29(火) 6:30配信

BuzzFeed Japan

人には誰しも趣味がある。

会社員の塩谷朋之さん(33)の趣味は看板の穴に顔をハメることだ。塩谷さんの投稿した写真が注目され、ついには本になった。観光地などでよく見かける顔ハメ看板の魅力とは。塩谷さんが顔ハメ看板にハマったきっかけとは。BuzzFeed Newsが塩谷さんに聞いた。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

その数、10年で2400枚

10年前、塩谷さんは旅の思い出として顔ハメ看板を写していた。

「旅行に行って顔ハメ看板があったら写真を撮ってもらう--最初の2、3年は何も意識しないでいました」

本格的に興味を持ち始めたのは、伊豆大島のとある看板との出会い。「お店のおばさんが嫁いだ30年前からあったと言っていて、ボロボロだけどすごく味のある看板でした。作った人がおばさんが嫁いだ先のお義父さんで、もう体を自由に動かせない。『この看板が壊れたら終わりです』と聞き、今撮らないともう会えないと思うようになりました」

それ以来、「ただのパネルだった看板から、どんどん穴が見えてくるようになったんですよ」と話す。

塩谷さんが10年間で撮った日本国内そしてアメリカや台湾など海外の顔ハメ看板写真は約2,400枚。最近だと年に400枚近くの看板にハマっているという。

ネットや人からもらった情報をGoogleマップに記録し、会社帰りや休日に顔ハメ看板を探しに行くという。あらゆる場所で顔ハメ看板を見てきた塩谷さん。最も意外だったのは、観光地でも名所でもなく、駐車場や無料案内所といったなんでもない場所にまで、顔ハメ看板があったことだと話す。

実際、一人で顔ハメ看板を撮る時の様子を塩谷さんに見せてもらった

塩谷さんは三脚と一眼レフを使用し、まず看板だけをカメラに収める。真正面と裏からどう見えるのか記録する。

セルフタイマーをセットし、看板の方へと急ぎ穴に顔をはめるのだが……

「これは無理だ」

しゃがんでいた塩谷さんが突然立ち上がった。看板との一体感を見せるために「顔以外の体のパーツが見えてはいけない」がポリシーの塩谷さんにとって、ダルマの下にある穴から体が見えてしまうのが致命的なのだ。

次の看板に移動することにした。

1/2ページ

最終更新:2016/3/29(火) 6:53
BuzzFeed Japan