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なぜ人気? アプリ発の雑誌「MERY」を徹底レビューした

2016/4/4(月) 19:54配信

BuzzFeed Japan

人気の女性向けファッションアプリ「MERY」が3月25日に雑誌を発行しました。予約受付の段階でAmazonのファッション誌カテゴリ1位になるなど、人気を集めています。いったいどのような点が支持されているのでしょうか。BuzzFeedではネット発の注目雑誌の作り方を分析してみました。【BuzzFeed Japan / 鳴海淳義】

女性向けキュレーションサイト「MERY」が3月25日に、リアルの紙のファッション誌を発売しました。表紙は有村架純さん。

雑誌がウェブ展開するのではなく、ウェブメディアが雑誌を発行するという珍しい流れが話題となりました。発売後はかなりの人気だったようで、都内の書店やコンビニではなかなか見かけることがありませんでした。Amazonでも予約段階で女性誌カテゴリの1位を獲得。

BuzzFeedでは練馬区のファミリーマートで現物を入手したので、女性誌が大好きなPRパーソンの砂流恵介氏とともに、その中身をざっくりレビューしてみたいと思います。

Instagramっぽいフィルターかかった写真

鳴海:この雑誌の特徴はどのへんにあるんでしょうか。

砂流:全体のトーンを見ると、色使いはMERYらしいピンク基調ですね。あと写真が、全部じゃないんですけれど、若干ぼやけてる感じなんですよ。ピントをあえて外している。例えばこれとかもまさにそう。

鳴海:そうですね。ぼやっとしてるかも。

砂流:ほぼそうなんですよ。パキッとした写真が少ない。他の雑誌との大きな違いは、そこかもしれません。これを見たときに、Instagramで人気のフィルターってあるじゃないですか。あれに似てるなと思いました。

MERYらしい世界観の表現なんだと思います。捉えにくいところをあえて作っているというか。
鳴海:雑誌って明確なターゲットと目的があるじゃないですか。

砂流:そうなんですよね。CLASSY.とかVERYは非常にわかりやすくて、読者モデルや路上スナップに出てくる人を見れば、雑誌のターゲットが見えてきます。あとは連載陣でも、例えばVERYだったら小島慶子さんががっつり書いています。

そういう意味ではMERYは連載もないです。初刊だからかもしれないですけれど、文字だけの連載がないのはすごく珍しいです。捉えどころがない部分が多いんですけど、でも全体で見ると、これがMERYの世界観なんだろうなとわかる。

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最終更新:2016/4/4(月) 19:54
BuzzFeed Japan