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なぜ似てる? ブックオフとハードオフの秘密

2016/4/8(金) 6:44配信

BuzzFeed Japan

パソコンやオーディオの中古を扱うHARD OFFと中古本のBOOK OFF。外装や看板、ロゴ……すべてが似ている。この2社は全くの別会社。ハードオフコーポレーションは1995年に現在の業態に(創業は1972年)、ブックオフコーポレーションは1991年に創業した。

では、なぜこれほど似ている店舗を運営することになったのだろうか? HARD OFFの広報、杉原さんに話を聞いた。

【BuzzFeed Japan / 嘉島唯】


ハードオフコーポレーションは山本善政さんが、ブックオフコーポレーションは坂本孝さんが創業した会社。2人は現在の中古業を始める前に、オーディオ系の勉強会で出会い、友人関係にあったのだ。

HARD OFFの前身は、オーディオの新品販売業。ただ、山本社長は、大手量販店の勢いのもと限界を感じ、中古ビジネスを考え始めたという。

そんな中、坂本社長が展開するBOOK OFFの雑誌記事を発見。数年ぶりに再会を果たし、ある提案をする。

「一緒にやろう」

そうして生まれたのが2社のコラボレーション店舗。これがHARD OFFの1号店になった。

「1号店を一緒に運営することになり、ロゴなどは揃えようかという話になったと聞いてます。ただ、名前は『HARD ON』にしようと思っていたそうです。BOOK OFFさんがOFFなので」と杉原さん。こんな逸話もあった。

その後、双方でフランチャイズ契約を結ぶようになり、2社の店舗は全国に増えていった。HARD OFFがBOOK OFFのフランチャイズをやって、BOOK OFFがHARD OFFのフランチャイズをやる。

その後、BOOK OFFの坂本さんは、社長を退任して「俺の株式会社」を新たに創業。現在は、松下展千さんが社長を務める。

さらに、BOOK OFFが独自で家電を取り扱うために加盟を解消。ブックオフコーポレーションが運営するHARD OFFは姿を消した。

一方で、ハードオフコーポレーションにおけるBOOK OFFのフランチャイズ契約は継続中だ。さまざまな中古販売を行う一事業として、古本を扱うBOOK OFFを運営している。かつては双方でフランチャイズを持っていた企業だが、今はほんの少し異なるようだ。

最終更新:2016/4/8(金) 6:44
BuzzFeed Japan