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日本屈指の温泉街は、ほぼ全店が営業中 大分の観光地の現状は

2016/4/20(水) 12:54配信

BuzzFeed Japan

大分県別府市。隣市の湯布院同様、日本屈指の温泉街だ。14日に始まった熊本を中心とする一連の地震の被害は大分にも及んでいるが、観光地の現状はどうか。現場に向かった。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

別府市のなかでも特に被害が大きかったのが明礬、鉄輪地区。この地区で営業する「えびす屋旅館」では、併設しているカフェの屋根が壊れ、休業中だった。

女将・本田麻也さんは「湯布院に比べれば、別府は被害が少ない方。すぐにでも物資を持って行きたいけど、店のこともあるし……」と話す。

市の対策本部によると、18日時点で負傷者は7名。損壊した建物数は確認中で、ひび割れなど道路被害の報告は342件にのぼる。

一方で、別府市観光協会に問い合わせたところ、ほとんどの店舗が通常営業している。

市内の協会に加入している旅館、ホテルから休業するといった報告は受けていないとのことだ。「しかし、キャンセルが殺到しているとの報告は受けている」と話す。

同地区にある岡本屋。「地獄蒸しプリン」が名物で、普段は多くの客で賑わうこの店も客がまばらだ。

店員は「客足はがっくり途絶えた。来店してくれても危険と思ってか、持ち帰りの人が多い。ゆっくりしていく人はいない」と話す。

また、「私たちも地震が怖い。だから、営業しているけど『来てください』とも言えないから難しいです」とBuzzFeed Newsに語った。

国道500号を市街地の方面に歩いてくと、観光名所「別府地獄めぐり」が見えてくる。観光客がいた。徳島から来た高橋清さん(64歳)ら夫婦は「別府は大好きな街。年に1度は必ず来ている」と笑顔で話す。

地震は心配ではないのか? との問いには「もちろん心配だったけど、電話で聞いたら営業していると聞いてね。来ちゃった」と答えた。

その近く「鉄輪地獄地帯公園」には、昼寝をする人や将棋を指す人、シートを広げ団欒する家族など”日常”があった。しかし、目を横に向ければ破損した建物があるのも事実だ。

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最終更新:2016/4/20(水) 12:54
BuzzFeed Japan