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東京で増える外国人学校の実態は 国内唯一のネパール人学校に入学してみた

2016/4/24(日) 14:04配信

BuzzFeed Japan

日本に住む外国人が増えている。法務省によると、2014年末で212万1831人。東京都には43万人と全体の2割が集中し、子供たちが通う学校も増えている。アメリカンスクールや中華系の学校の存在は知られているが、実はいろんな学校が存在している。一体、どんな教育がなされているのか?日本で唯一のネパール人学校を訪ねてみた。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

東京都のJR阿佐ケ谷駅から徒歩5分。商店街に位置する元新聞販売所が、ネパール人学校「エベレスト・インターナショナル・スクール」の校舎だ。4階建で、1階の広さ100坪の空間が児童が遊ぶ「校庭」、2~4階に計9教室がある。

ネパール人学校が誕生したのは2013年。失業率が高いネパールから出稼ぎ労働者や留学生の来日が相次ぎ、その子供も急増した。将来、帰国する時のために母国の言葉や文化を学ばせたいという声が広がり、在日ネパール人有志が資金を集めた。

もともと、小規模なネパール人コミュニティがあった阿佐ヶ谷に設立され、周辺にネパール料理店や食材を扱うネパール系スーパーなどが増えた。開校当初、15人だった生徒は3年足らずで135人に。14人のネパール人教師が、保育園から5年生までの授業を教える。今年度4月からは、6年生向けの授業も始まった。

ネパール人学校ではどんな授業があるのか。「一日体験入学」した。

歌、瞑想……そして「妖怪ウォッチ」

午前時、登校してきた子供達が1階に集まって朝礼をする。50人で満杯。全員入りきらないため、園児と小学生で時間をずらす。列に並ぶ間、英語とネパール語が飛び交う。

時に日本語が混じるのは、「英語や異文化を学ばせたい」という親の願いで入学してくる日本人の子供が増えているからだ。

ラジカセでネパールの国歌を流し、ネパール人も日本人の子も大きな声で歌う。

園児の間で流行っているのは、アニメ「妖怪ウォッチ」。妖怪ウォッチの曲「ようかい体操第一」を歌って踊る。日本語の歌詞の意味はよく分からないという。

歌が終わったら瞑想。授業前に、集中力を高めるためだ。ネパールでは一般的だそうで、目を閉じて手を合わせる。

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最終更新:2016/4/24(日) 14:04
BuzzFeed Japan