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新東京五輪エンブレム発表(全文2・質疑応答1)クリアな透明性の下で選んだ

2016/4/25(月) 19:59配信 有料

THE PAGE

新エンブレムに選ばれた感想と作品に込められた思い

日本テレビ:日本テレビの久野村と申します、今日はおめでとうございます。まず野老さんにお伺いしたいことが2点ありまして、まずあらためて選ばれた感想とこの作品に込めた思いっていう、一番こだわったポイントを教えてくださいっていうのと、あと委員長にお伺いしますが、優れた点がたくさんある中で野老さんの作品にされた決め手というのを教えていただければと、まずは野老さんからお願いします。

野老:非常にうれしいです。と、同時にやはり非常に緊張しております。非常に単純にこだわったところは1つ1つのピースを数えると45個なのですが、オリンピックもパラリンピックも使ってる要素として同じピースを組み立てる、つなげていくということ。それはずっと考え続けてきたことです。

日本テレビ:藍色一色というのも、なかなか(※判別できず)と思うんですがその辺は。

野老:1つはこれから2020年のオリンピックってものすごくいろんなところに動く、デジタルのサイネージが出てくると思うんですが、例えばあそこに色を付けようとすると何億の何億乗っていう可能性が出てくると思います。僕が思っていたのはみんなで色を付けていくカラーリング、塗り絵のようなことは考えていました。1つ、その組み合わせの中で単色にしようと思ったのは江戸小紋のような紺地に白であったりとか、黒地に例えば金の漆と金箔ですね、のような潔い表現ができればと思いまして、その中でも夏に行われる大会ということで、少し涼しげなものも良いのではないかと思いました。

宮田:今、野老さんがおっしゃったように、何しろ歴史的にも、世界中でこの市松模様というのは愛されています。チェッカーフラッグにしてもそうですし、いろんな意味でこの江戸からある日本の藍色ですね。藍色のただ1色でありながら、寡黙でありながら実は非常に多弁であるということを想像できる。そういう日本人らしさを非常にこの中に秘めているような気がします。
 と、同時に私はこのあとこの作品が、いろんな意味で汎用されていくと思うんですね。応用されたりいろいろしてくる。そのときにしっかりとしたこの藍色というベースがあればそこの上にいろんな色が重なり込んだとしても、実に巧みにこのベーシックな部分が生かされてくるという感じがしたものですから、この作品がいいなというのと、何しろこうやって頑張ってるじゃないですか、見ろ、みたいな感じのね。こういう、このパワフルな雰囲気が、いろんなふうにこう想像できると思うんですよ、皆さんの中で。それをいいなという感じはしましたですね。

司会:それでは次の方、じゃあこちらのグループ最前列の方からお願いします。

テレビ東京:恐れ入ります、テレビ東京の大浜と申します。武藤事務総長にお伺いしたいのですけれども、今回のエンブレムの白紙撤回から7カ月間、ブランクが空いてしまったわけですが、このブランクってこれからどういう形で埋めていこうというふうに考えてらっしゃるか。これからもう、すごい勢いでおそらく浸透させていくと思うんですけど、このエンブレムの持つ経済効果みたいなものをどんなふうに捉えてらっしゃいますでしょうか。

武藤:ご指摘のように、去年の9月に前のエンブレムの取り下げということから、この宮田委員長はじめとするエンブレム委員の皆さま方に、新しい、全く新しいやり方で国民の皆さまの参画を得ながら透明性高く決定していこうということで今日に至りました。確かにブランクが生じたということについては、国民の皆さま、それからスポンサーの皆さまに大変申し訳ないというふうに思っております。
 これからはこのエンブレムを使って、日本国内はもちろん、世界で盛り上げていくための工夫をいろいろ考えていきたいと思います。まずはリオのリンピック・パラリンピックに向かいまして、このエンブレムを含めてブランド戦略というものをどのように進めたらいいかということについて検討して取り組んでいきたいというふうに思っております。
 経済効果っていうことについては私どもも、具体的な数字を持ち合わせているものではありません。むしろエンブレムの経済効果という今お話がありましたけれども、オリンピック全体として非常に大きな経済効果があるだろうというふうに思っております。それの東京2020の象徴がこのエンブレムでございますので、経済効果に与える影響は非常に大きなものがあるというふうに思っております、以上でございます。

司会:それではあちらのほうの前から2番目の2列目の方お願いします。

テレビ朝日:テレビ朝日の竹内と申します。どうぞよろしくお願いいたします。宮田委員長にお伺いしたいんですが、先ほど佳作のお話もありました、あの延長というか確認も含めてなんですが、本審査で選ばれた4つの作品のうち、3つが商標登録がクリアできずに1つが残りました。そして最終審査まで進みました。あらためてですがその1つが今回選ばれたA案、野老さんの案だということでよろしいんでしょうか。

宮田:なんでそんなふうに考えるの?

※質問部分に一部判別できない箇所がございますことをご了承ください。本文:5,824文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:2016/4/25(月) 22:11
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