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新五輪エンブレム「日本の粋感じる」と高評価 「目がチカチカする」の声も

2016/4/25(月) 21:50配信

THE PAGE

 2020年東京五輪・パラリンピックの新しいエンブレムに、「組市松紋」をあしらった野老朝雄(ところ・あさお)さん(46)のA案が選ばれた。

【写真】新東京五輪エンブレム発表(全文2・質疑応答1)クリアな透明性の下で選んだ

 採用された野老さんの「組市松紋」は、世界ではチェッカーデザインとして、日本では江戸時代に「市松模様」として広まった意匠をコンセプトにしたもので、日本の伝統色である藍色をメインに使用している。

同じピースを組み立てる、つなげていく

 野老さんは、エンブレムは五輪用、パラリンピック用ともに45個のピースで構成したと説明。「五輪もパラリンピックも同じピースを組み立てる、つなげていくということ。それはずっと考え続けてきた」とデザインへのこだわりを見せた。

 藍色一色でデザインした点については、模様を白抜きして単色で染める型染の一つである「江戸小紋」を引き合いに出し、「潔い表現ができればと思った。夏に行われる大会ということで、涼しげなものも良いのではないか」と語った。

 また、今後エンブレムを使って、例えばデジタルサイネージなどによる展開が考えられるとして、「そこに色を付けようとすると何億の何億乗という可能性が出てくる。みんなで色を付けていくカラーリング、塗り絵のようなことは考えていた」と明かした。

 エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、新しいエンブレムについて、「シンプルで良い」「日本の伝統や粋を感じる」「クールな印象」などの評価があったと紹介した。同委員の王貞治氏も会見で、「日本というイメージがぴったりの作品」と感想を語った。ただ一方で、宮田委員長は、「地味」「目がチカチカする」のようなネガティブな意見もあったとした。

(撮影:山本宏樹/DELTA PHOTO(http://delta.photo/))

最終更新:2016/4/26(火) 19:07
THE PAGE

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