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新エンブレム「A案ありき」の見方を否定 宮田委員長「腹立たしかった」

2016/4/25(月) 22:00配信

THE PAGE

 2020年東京五輪・パラリンピックの新しいエンブレムに、「組市松紋」をあしらった野老朝雄(ところ・あさお)さんのA案が選ばれた。

【写真】新東京五輪エンブレム発表(全文2・質疑応答1)クリアな透明性の下で選んだ

 エンブレム委員会では、選考が閉鎖的と批判された旧エンブレムの反省から、「参画」と「透明性」をキーワードに開かれた選考を意識して行なってきた。同委員会は昨年9月以来、新しいエンブレムを決めた25日を含めて15回開かれ、計110時間をかけた。デザイン審査は一部をライブ配信し、最終候補4案については約4万人から11万件の意見をが集まり、それらも参考にして選定したという。

 五輪組織委の武藤敏郎事務総長は、「IOC、IPCの歴史の中でこうした取り組みは初めて。今後のモデルになるではと自負している」と、今回の選考のあり方に胸を張った。

 ただネット上など一部では、今回の選考について「A案ありきだったのでは」と指摘する声もある。こうした見方に対して、エンブレム委員会の宮田亮平委員長は「私どもは公明正大に審査してきた。最初から『A案ありき』という考え方がまかれたときは腹立たしかった」と語気を強めて否定。「国民参画が無視されたということでもないし、公明正大だと胸を張って言える」と強調した。

 今回のエンブレムは午後3時の発表会の前に、一部メディアで「A案に決定」と報じられた。これについて、外国メディアの記者から「透明性を強調するが事前にメディア報道があった」と疑義を呈する声もあった。

(撮影:山本宏樹/DELTA PHOTO(http://delta.photo/))

■発表会と記者会見の全編動画
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=yRSbX-WcjKY

最終更新:2016/4/27(水) 22:55
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