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CMはときに人を勇気づける 熊本出身の広告制作者を動かした、ある子供の言葉

2016/5/1(日) 7:21配信

BuzzFeed Japan

被災地の熊本と大分でだけ放送されているCMがある。Twitterで「くまモン」を描いて被災者を励ます「 #くまモン頑張れ絵 」に参加した5人の漫画家のイラストが、5種類のCMになった。きっかけは、被災地の子供の声だった。【BuzzFeed Japan/ 古田大輔】

イラストは「ふるさと」の音楽とともに映し出され、その中のメッセージが画面いっぱいに広がる。(https://www.ad-c.or.jp/campaign/extra/index.html)

広告を製作したのは電通九州。担当したクリエーティブディレクターの和久田昌裕さんに話を聞いた。和久田さんは熊本県出身だ。

今回の企画が生まれたきっかけは、なんだったのか。

「弊社内で被災した人たちが、情報共有のために作ったFacebookメッセンジャーのグループです。『3歳の息子がテレビを消してと言う』という書き込みがありました」

東日本大震災のときと同じように、テレビは今回も特別体制で、地震の様子や、崩壊した家、避難所の様子を繰り返し報じ続けた。子供達にとっては、辛い映像が多い。CMも、自粛によって、ACジャパンのものへほぼ差し替えられていた。

「広告会社の人間として、何かできないかと思っていたところに、『 #くまモン頑張れ絵 』の運動が起こっているのを目の当たりにし、『これだ』と思いました」

翌日にはACジャパンの事務局に遠隔でプレゼンをし、企画が採用されたという。

スピード優先の作業で協力の輪は広がった

これだけの人気漫画家の協力を、どうやって短時間で得たのだろう。

「運動の発起人であるちばてつやさんと仕事をしたことがあるスタッフが弊社内にいたので、その経由でまずは確認をとりました。そこから森川ジョージさんにつながり、森川さんにはTwitterで連絡を取ってくれと言われたので、直接メッセージを送り、快諾いただきました」

「九州つながりで佐賀出身の原先生、大分出身の諫山先生へも協力をお願いしました。さくらももこ先生はご長寿アニメで子供への認知も高いだろうと協力をあおぎました。全ての先生が快く協力いただき、企画が実現しました」

「各出版社さまにも作家の皆様経由で確認を取り、必要に応じてライツ事業部とも連絡を取り合い、ご理解を得ることができました。何よりもスピード優先の作業で、関係各所の皆様が迅速にご対応いただけて、感謝のことばもありません」

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最終更新:2016/5/1(日) 7:55
BuzzFeed Japan