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愛知出身バンド「EARNIE FROGs」暗黒時代乗り越え飛躍

2016/5/3(火) 11:53配信

THE PAGE

4月にミニアルバム発売、7月にかけ東名阪ツアー

愛知出身バンド「EARNIE FROGs」暗黒時代乗り越え飛躍

 愛知県出身の4人で構成するロックバンド、EARNIE FROGs(アーニーフロッグス)が、脚光を浴びている。4月27日には全国流通ミニアルバム「SURVIVE」を発売。7月にかけての東名阪ツアーや、音楽イベント出演も決まった。全国から5000通以上の応募があった2014年の全国オーディションで西日本1位と全国準グランプリに輝いてから続く快進撃の裏には、メンバー不仲や活動休止など、「暗黒の時代」(メンバー談)があった。

【動画と拡大写真】EARNIE FROGsミニアルバム発売や東名阪ツアーへの意気込みを語る

主催イベントは収益面で厳しくアルバイト代で穴埋め

 メンバーは、三木正明さん(G.Vo)と尾形悠妃さん(Ba.Vo)、リーダーの寺尾広大さん(G.Cho)、磯貝祐香さん(=ゆかちん、Dr.Cho)の4人。尾形さんと寺尾さんは同じ中学、寺尾さんと三木さんは高校が一緒だったという縁でつながった。

 合唱団に所属していた尾形さんと、GLAYなどのバンドにあこがれて歌に磨きをかけていた三木さんのツインボーカルという特徴を生かすため、ドラマー探しに訪れた専門学校で磯貝さんと出会い、2010年7月に活動を始めた。

 活動開始から2年間は「飛び級のように物事が進んだ」(寺尾)という。活動で知り合ったバンドや音楽関係者の助言で、定期イベントを主催したり、初アルバムリリースで全国を回るツアーを行ったりするなど、精力的に活動。しかし、ひずみも生まれた。

 主催イベントは収益面で厳しく、アルバイト代で穴埋めした。初アルバムはバンドの認知度がなく、全く売れなかった。

「出演枠が1枠空いた」でバンドに追い風

 その間、メンバーの関係も悪化。特に三木さんは「仕事をするか、バンドをするか悩んだ」ことで無気力状態に陥る。メンバーのやる気を失わせる言動も目立ち、距離を置かれた。しかしリーダーの寺尾さんは「三木は歌のうまさとか、自分よりも賢いところがあって、尊敬していた」ことから打開策を模索。「ダメなまま解散すると、バンド活動自体を記憶から消したくなりそうで、それは嫌」(磯貝)という意見もあり、解散ではなく、ライブ活動を一定期間休止することにした。この休止は、思わぬ効果を生み出す。

 休止決断の2013年4月以降、バンドはすでに決まっていたライブ活動に取り組んでいた。メンバー間では「休止すると決めてから、肩の力が抜けて、音楽を楽しんでいた」(尾形)など、暗い雰囲気は消えつつあった。演奏の出来も良くなり、観客の反応も上々。音楽関係者の間でも評判が上がり始めた。

 さらに、出演希望するも選考から漏れた名古屋の音楽イベント「SAKAE SP-RING(サカエスプリング)」の事務局から、「出演枠が1枠空いた」という理由で急きょ出演決定。バンドに追い風が吹き始めた。

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最終更新:2016/5/3(火) 15:47
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