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神奈川県海老名市の市議会議員らが、駅前通路で行ったパフォーマンスに対する海老名市の禁止命令は違憲だとして、横浜地裁に提訴した。原告は、パフォーマンスに参加した女性市議と市民団体「マネキンフラッシュモブ かながわ」。県内や都内の公共の場でマネキンのように静止しながら、「アベ政治を許さない」「なめんなよの精神を」などと書かれたプラカードを掲げて政治的なメッセージを訴えるパフォーマンスを行ってきた。
6月16日の提訴を伝える報道に、ネットでは「通行人の迷惑なら禁止は妥当」「なんでも表現の自由と言えばいいものでもない」といった意見のほか、「フラッシュモブは楽しいものでは」「政治的主張に使っていいものなのか」などといった、「フラッシュモブ」そのもののあり方についての疑問が多く見られた。そもそも、フラッシュモブとはどういったものを指すのだろうか。
フラッシュモブは、「インターネットを通じて広く呼びかけられた群集が公共の場に終結し、あらかじめ申し合わせた行動を取る即興の集会」(IT用語辞典)。2003年にニューヨークで企画された、「駅に集まってバレエダンスをして解散する」という集会が発祥とされ、不特定多数の群集(モブ)が参加することや、政治的なメッセージを含まない「無目的な」な行動であることが特徴とされてきた。この定義に当てはめれば、政治的意味合いを持つものや、「フラッシュモブ離婚」として先日話題になった結婚式でのサプライズなども、本来の意味からは離れていることになる。
政治的デモをフラッシュモブと呼ぶことに抵抗がある人は、このようにフラッシュモブを狭義にとらえている場合だろう。しかし、フラッシュモブという言葉には、「ネットを通じて即興的に企画される集会を広く指す広義の用法もある」という。ネットを通じて呼びかける反戦デモや、2ちゃんねるの「大規模オフ会」などがそれにあたり、現在は呼びかけ方法や目的などを問わず、こうした集会全体をフラッシュモブと呼ぶようになってきている。
PR目的や映像内での演出に使われることもあり、専門業者まで現れるなど、個人の遊び心からかなりかけ離れたところまで広がったフラッシュモブ。ブームはいつまで続くだろうか。
(齊藤真菜)
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