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【北海道・札幌】人口200万人の声も聞こえる北の大都市・札幌。その札幌には、多くの観光地や名物施設があります。とはいえ、札幌市民ですらそれらのすべてを知っているわけではありません。そこで不定期連載として「あなたの知らない札幌」と題した企画をスタート。第6回前編は札幌の玄関口・JR札幌駅に設置されている芸術作品から、北海道ゆかりの5作品を紹介します。(解説/JRタワーアートプロジェクト、構成/橋場了吾)
2003(平成15)年に完成した新駅舎には、芸術作品が溢れんばかりです。当時の担当者の「せっかく新しい駅になるのだから、後世に遺る作品をたくさん設置したい」という思いから、「JRタワーアートプロジェクト」という名で全52作品が設置されることになりました。
イタリア産の大理石を使った、JR札幌駅のシンボル的作品。作者の安田侃(かん)さんは美唄出身で、北海道の色々な場所の彫刻作品を手掛けています。そのほとんどが屋外に設置されているのですが、この作品は屋内に設置されている珍しい作品です。幅4m、高さ2.6mもあるのですが、イタリアからこのままの形で船で運ばれてきました。
札幌出身の美術作家・小林重予(しげよ)さんの作品で、トイレの入り口近くにあります。トイレの近くは、待っている人が思わず壁に靴を向けてしまうので汚れることが多いのですが、この作品があるおかげで美化にも役立っています。オープンして2年後の2005(平成17)年に設置されたのですが、壁に直接描いているため、商業施設が終わってから始まるまでの夜間に作業をしてできた作品です。
岩見沢出身の画家・栗谷川健一さん(故人)の作品で、JRタワーアートプロジェクトの作品の中では一番古く1972(昭和47)年に設置されています。懐かしい青レンガ時代の駅宿舎から40年以上に渡り、札幌市民に愛されている作品です。
札幌出身で、東京・札幌を行き来しながら活動を続けるイラストレーター・サトウアサミさんの作品で2008(平成20)年に設置されました。大型インクジェットプリントで印刷されています。サトウさんの作品は、エスタフードコート1Fにもあり(作品名は「森」)、こちらは手書きで直筆サイン入りとなっています。
滝川出身のデザイナー・五十嵐威暢(たけのぶ)さんは、現在のJR札幌駅内に多くの作品を作ってくれました。その中のひとつが「テルミヌスの森」。照明の設計もすべて五十嵐さんの手によるもので、ほかの場所に比べて暗くなっています。柱には周囲の商業施設のライトが絶妙に反射するようになっていて、椅子も大きな葉をイメージしているなど、「地下にある森」というコンセプトを徹底させた作品となっています。
※「テルミヌス」とはローマ神話における境界の標の神のこと。「ターミナル」の語源といわれる
(後編へ続く)
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