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お笑い芸人からの転身はまれではない 放送作家、構成作家ってどんな仕事?

2016/7/25(月) 13:24配信

THE PAGE

同じ職業でも待遇や収入はまちまち

 一括りに放送作家といっても、知名度や実績によって待遇や収入は大きく異なるとか。

 「大御所になると、番組の会議に出てちょこっと意見を口にしただけで10万円近い報酬をもらえる人もいます。その一方で、綿密な番組用のネタを出したり、リサーチをしたり、台本を書いたりしても、番組1本につき1万円なんて人もいる。最近は、テレビの番組制作費も全般的にかなり下がっていますし、そこそこ活躍していても携わっている番組が一気に打ち切りになれば、大きく収入が減る可能性もある。一部の“勝ち組”を除いて厳しいご時世にはなっていると思います」(前出の現役放送作家)

放送作家はコネや人脈も実力のうち

 そうした中、放送作家として活躍するためには、基本的な実力はもとより、人脈や“コネクション”も重要という。

 「もちろん、面白い企画が出せるとか、幅広い分野で知識が豊富とか、文章が上手いとか、基本的な才能なくしては食べていけません。そのうえで、自分を売り込む営業力や自分を番組で使ってくれる人脈、いわゆる“コネ”も重要な要素になってきます。それこそ冠番組をいくつも持ち、番組の制作にも発言権を持つ大物芸人に気に入られれば、その芸人の番組はもちろん、そこから派生して仕事の幅も広がります。また、プロデューサーやディレクターも人間ですから、当然相性や好き嫌いがある。同じくらいの実力なら、当然気が合う方を起用する。極端な話、台本やナレーションをまったく書かなくても、アイデアと“座持ち”の良さだけでレギュラー番組を何本も持っている人もいます。“雇い主”にいかに好かれるか、喜ばせることができるかも、放送作家の腕の見せどころです」(同放送作家)

 “作家”と言っても、黙々と台本を書いているだけでなく、営業能力も欠かせない仕事のようだ。

(文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)

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最終更新:2018/10/3(水) 15:30
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