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<リオ五輪>20年ぶりの下克上を続ける女子バスケのメダル可能性

2016/8/11(木) 16:00配信

THE PAGE

チームの課題とされていたリバウンドもとれるようになってきている(ベラルーシ戦が26個、ブラジル戦が38個)。
 原田さんは、リバウンドと対応力という課題を克服したのは、共にリオ五輪出場権を得た後の4か月間で今回の対戦国とのプレマッチも含めた海外遠征で強豪チームと試合を行ってきた影響ではないか、と見ている。

「大きな選手に当たり負けすることなく体を張ったプレーが目立ちます。リバウンドも大事な局面でしっかりととれています。ポジショニングと読みが重 要ですが、セネガルやオーストラリア、フランスといった海外のチームと試合をしてきたことで、慣れというか、当たりの感覚を身につけて五輪に入れたことが 大きかったのではないでしょうか。頼もしく見えるんです。対応力が確実についています。それとミスが少ないので、そこから崩れたりリズムを崩すこともありま せん。切り替えのスピードが速く、ベラルーシの足がついてこれませんでした。間違いなく世界で通用するスピードです」

 しかし、トルコ戦では、それらの日本の成長に任せた勢いを止められた。第1Qで9-24と大きくリードを奪われたことが最後まで響いた。このクォーターはスリーポイントが1本も入らないなど、日本は、1、2戦とは、別チームのような出来だった。

 原田さんは敗因をこう見ている。

「個々のプレースタイルにいたるまで日本は研究されていました。元々、ディフェンスのいいチームですが、さらにタフにやってきました。プレッシャーがか かり動きながらテンポよくボールをもらうことができなかったのです。栗原選手ら日本が勢いのつくところを徹底マークされました。リズムがなくなり、足が止まった状態になってシュートの精度に欠けることになりました。ボールも人も止まってしまうことが多かった。走るバスケットで勢いをつけることができず、ブレーキがかかる感じになりました。走って点を取る ことはできるのですが、ハーフコートに入ってがっぷり四つに組み、そこから崩すとなると、まだ苦しい。先に点差とつけらて、後手、後手に回りました」

 1クオーターは個の攻めの得点にやられタイトなデイフェンスができず、2クオーターからは特にセンターとPGでスクリーンを仕掛けられるなど、揺さぶられ日本のマークがはがされた。途中からマークをスイッチすることが指示されたが徹底できなかった。相手のゴール 確率がアップすると、シュートの失敗をカバーして、速攻攻撃を使うことができなくなり、日本のスピードが封じられることになった。ただ、4クオーターの23点をとれたことは第3戦に繋がるものだった。

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最終更新:10/3(水) 15:17
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