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ゴジラは「モナコ」と呼ばれていた エキストラが語る舞台裏

2016/8/21(日) 17:27配信

BuzzFeed Japan

「みなさんの中のゴジラは忘れてください」

支部長さんは、現在52歳で都内の会社に勤務。往年のゴジラ作に影響を受けてきた世代です。撮影地が自宅から近い蒲田だったこともあり、応募しました。

支部長さん(以下、支部長)が参加したのは、ゴジラが呑川河口から蒲田駅方面に遡上していくところと、蒲田駅近くに上陸するシーン。どちらも戸惑い逃げ惑う人々役です。撮影は、2015年9月5日、6日に行われました。

支部長「当選通知が来たときはうれしかったですね。大好きなゴジラ作に、少しでも関われて光栄でした」

5日に行われた呑川のシーン。まだゴジラの全体像が見えず、遡上してくるゴジラで川が氾濫。船などが打ち上げられる緊迫したシーンです。

朝7時から11時まで撮影が行われました。

支部長「設定が朝だったので、ジャージで参加しました。寝起きでボケーとしているおっさんをイメージ。パジャマで来た人もいましたね。スタッフさんから『いいですね!』と褒められていましたよ」

6日は、蒲田駅。ゴジラが初上陸し、街を崩壊。それに怯え、逃げ惑う人々の撮影です。エキストラの数は約300人。

支部長「蒲田は飲屋街です。なので、ちゃんちゃんこを着て、呑んだくれているおっさんを演じました。『なんだありゃ?』という雰囲気で、慌てて逃げるわけでもなく、立ち往生するわけでもなく。みんなが逃げているし、一応逃げておくかという感じで挑みました」

本作を観た人ならわかるかと思いますが、蒲田のシーンはゴジラの姿が初めてスクリーンに映し出される重要なシーンです。しかし、逃げ惑う人々が映るのは一瞬。

支部長「朝6時から昼過ぎまで、6時間ほど撮影しました。5回以上は取り直したと思います。けれど、あの文章を渡されているじゃないですか。あれで、作り手さんの熱さが伝わって……」

支部長「撮影は9月なんですけど、設定は11月。なので、少し厚着の格好をしてきてくださいと言われたのです。それでダッシュしないといけなく、キツくなってくるのですが、スタッフさんがドリンクやクエン酸のタブレットを配ってくれて。エキストラは初体験なのですが、すごく丁寧な対応をしてもらいました」

本編では、蒲田駅のシーンは映らなかったものの、呑川の場面では映ったそう。

支部長「そういえば、撮影に入る前にスタッフさんから『みなさんの中のゴジラは忘れてください』と言われました。どういうことだろうと思ったんですが、作品を観て納得しました(笑)」

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最終更新:2016/8/21(日) 17:27
BuzzFeed Japan

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