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新日鉄住金のチタン活用した防食工法、公共工事で初採用

鉄鋼新聞 2016/10/5(水) 6:00配信

 新日鉄住金は4日、海洋構造物の長寿命化を可能にするチタンを活用した独自工法が公共工事に初採用されたと発表した。これまで民間工事向けで実績はあったが、公共工事での受注は初めて。

 採用工法はグループ会社の日鉄住金防蝕(社長・赤崎宏雄氏)と共同展開している「チタンカバー・ペトロラタム被覆工法(TP工法)」。第十一管区海上保安本部が所管する沖縄県竹富町の「小浜航路第三号灯標」に適用された。試験適用の位置付けで、施工面積は12平方メートル。2016年4月に竣工した。
 同工法は、海域に設置された鋼管杭や鋼矢板、鋼管矢板をペトロラタム(石油系残滓)系防食材で被覆し、さらにチタン薄板を保護カバーとして装着することで、50年以上に及ぶ長期の耐久性を確保できる。1985年の販売開始以来、3万2千平方メートル、チタン使用量100トン超の適用実績がある。

最終更新:2016/10/5(水) 6:00

鉄鋼新聞

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