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異例5球団の外れ1位競合でロッテに指名された桜美林・佐々木「不安だった」

2016/10/20(木) 20:41配信

THE PAGE

 プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、創価大の田中正義投手に5球団、明大の柳裕也投手に2球団が競合、くじを外したロッテ、横浜DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団が、外れ1位で桜美林大の佐々木千隼投手を競合指名するという前代未聞の事態が起きた。

 異例の5球団の外れ競合を引き当てたのはロッテ。伊東監督は歓喜したが、大学ビッグ3と言われながら一巡で名前の出なかった佐々木は「不安だった」と、その瞬間は表情がこわばり青ざめていた。

 最速は153キロを誇り、53イニング無失点、今季は春、秋で7試合完封と抜群の安定力を誇る。伊東監督は、「即戦力として完成度の非常に高い投手。先発が若干手薄なので、ローテーション投手として期待している」と、万々歳。佐々木自身も「新人王」、「東京五輪出場」をプロでの目標に掲げた。

 以下、主な佐々木の指名後の一問一答。

ーー1巡目で名前が出なかったときの気持ちは?
「不安でした。このまま名前が出なかったらどうしようと。1位で指名いただき、光栄で素直に嬉しい」

ーー瞬間、笑顔がなかったが?
「無表情でしたか? 不安と嬉しさで緊張していました。でも今日がゴールじゃありません。やっとスタート地点に立てたのです」

ーーロッテの印象は?
「涌井選手や石川選手に代表されるように投手力が高いイメージがあります。涌井選手は小さい頃から大好きだった投手。同じ球団でプレーできるのですから色んなことが吸収できれば」

ーー涌井選手のどこが好き?
「ストレートの質というか、魅力あるタマを投げることのできる投手。僕もそういったタマを投げたい。伊東監督はキャッチャー出身の方なので、配球やピッチングなどに色々ご指導をいただきたい」

ーーロッテといえば熱狂的ファンが有名
「ファンと一体になって戦っているチームという印象もあります。ファンに受ける選手になりたいです」

ーー都立の日野高校出身ですが、いつプロを意識?
「大学2年の夏にプロアマの交流戦があり、プロと対戦してみて、プロの舞台でやってみたいと意識するようになりました。日米野球ではすごい選手ばかりで、自分はまだまだと思いました。特に(くじで中日に1位指名された)柳を見て野球観が変わりました。参考になることが多かった」

ーー自分の持ち味は?
「技術面では課題が多いんです。でもバッターに向かっていく姿勢と闘争心。そこを評価されたんだと思います。気持ちとグローブに刺繍していますが、強い気持ちを持つことを大切にしていきたい」

ーー誰と対戦したい?
「パでは日ハムの中田さんと対戦してみたいです。すごいバッターですが、闘争心を全面に出して絶対に抑えるんだという気持ちで勝負したいです」

ーー投げ合いたいのは同じ世代の大谷翔平ですか?
「大谷君とは同学年ですが、まだ自分にとって雲の上の存在。早く同じところで勝負できるようにしていきたいです」

ーー目標とするピッチャーのスタイルは?
「昔からダルビッシュ選手が憧れでした。好きなピッチャーでした。まだまだ全然ですが、そこを目指してやっていきたいです」

ーープロでの目標は?
「1軍でローテーションに入り優勝へ貢献したい。新人王タイトルを目指してやっていきます」

ーー学長は東京五輪を目指せとおっしゃっていますが?
「チャンスがあれば日の丸を背負って野球はしたい。大谷、藤浪らと一緒に代表として戦っていきたいと思っています」
   

最終更新:2016/10/20(木) 21:24
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