ここから本文です

日産が三菱自の筆頭株主に ゴーン氏が会見(全文2)両社に大きな変化が必要

2016/10/21(金) 16:45配信 有料

THE PAGE

シナジー効果を生み出す上で三菱自のリストラなどは想定しているのか

東洋経済新報社:東洋経済のキガワと申します。今、ゴーン社長がシナジー効果については共同購買であるとか生産設備の共有など、いろんなところで生み出すということだったんですけれども、このシナジー効果を生み出す上で三菱自動車にとって痛みの伴うような、リストラクチャー、リストラクチャリング、これはハード面である、例えば生産設備であるとかソフト面の人員の削減など、そういった痛みの伴うリストラというのは想定されているのでしょうか。

ゴーン:痛みを伴うことというのは、活動、その取り組みが必要であれば痛みは伴いません。活動が痛みを伴うというのは、それは真っ暗闇でやる場合にのみ痛みを伴うんです。私どもの仕事は多くの取り組みを実行することが仕事ですが、明快な戦略、明快な結果を持ってやります。三菱自動車と日産自動車の協力関係においては、こういった暗闇の中で、何も分からない中で取り組みをすることはありません。明快な戦略があり、徐々に特定していきます。

 今日、申し上げたシナジー効果はいわゆるローハンギングフルートという短期間で享受できるメリットです。いくつか具体例は申し上げられます。三菱自動車の得となるメリット。例えば初年度、三菱自動車は250億円のシナジー効果を享受します。これは先ほど益子さんがおっしゃいました。また日産自動車についても、ほぼ同じような金額を初年度、想定しております。つまり250億円が三菱自動車、そして240億円が日産ということですから、これだけで大金です。これだけの金額がアライアンスに影響を与えるということです。

 2年目は三菱自動車は営業利益率がさらに1ポイント、それから2ポイント上がるという話がありました。約400億円ぐらいのシナジー効果になります。当社の場合は600億円相当です。そしてこれらのシナジー効果はいわゆるローハンギングフルート、短期間で速やかに獲得できるメリットなんです。すでにいろいろなシナジー効果があることは分かっています。ただ検討を始めていない部分もあるんです。

※一部判別できない箇所がございますことをご了承ください。本文:4,141文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上、ご購入ください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

  • 通常価格:
    648円/月(初月無料)
    会員価格会員価格:
    540円/月(初月無料)

THE PAGE プラスの記事一覧へ戻る

最終更新:2016/10/21(金) 17:18
THE PAGE