ここから本文です

ゴーン社長が三菱自会長に 益子社長と会見(全文3完)多くの深掘りを実施

2016/10/21(金) 21:03配信 有料

THE PAGE

ゴーン氏が会長になれば、なぜ大丈夫と言えるのか

朝日新聞:朝日新聞のオオヤマです。ゴーンさんに1点まずお伺いします。三菱自動車はご承知のとおりかと思いますが、2000年や2004年にもリコール問題が起きたり、不祥事が続いてきていて、そのたびに調査委員会などでは閉鎖的な組織がまず根っこにあって、そこからコンプライアンス意識が弱かったりですとか、不正行為に対する意識が薄いということがそのたびに言われてきて、今回の燃費不正問題の特別調査委員会の報告でも同様のことが言われています。

 ゴーンさん会長になられて、どうして今回は大丈夫というか、今回の改革が、ご自分がなられて成功するとお考えになっているんであれば、どうして今回は大丈夫なのかということ。それとそれに関連して、燃費不正問題に関しては益子さんが経営トップとしての責任という観点から、そのまま残るべきではないんじゃないかというような指摘が日本の国内ではあり、それに対してゴーンさんがご自分の責任で固辞する益子さんを選ばれたということでしたら、ゴーンさんご自身としてどのようにそういった批判の声、益子さんがお残りになるべきじゃないんじゃないかという声に応えられるのか、ちょっと長くなりますがこれをまず1点、お伺いしたいと思います。

 あと2点目なんですが、2点目は販売体制なんですが、やや中長期的な話になりますけれども、足元では競争をしていくという話ですが、やや中長期的には強みに応じて販売網を整理したりですとか、あるいは先ほどアウトランダーPHEVの話が出ましたが、アウトランダーPHEVのような非常にユニークな技術を持った車をOEMで日産に受け入れたりというようなことはあるのでしょうか。

ゴーン:3、4問いただきましたね。ただ、どれも抜け漏れがないようにお答えしたいと思います。そもそも、どうして今回は大丈夫だと思うのか。過去はそうではなかったのに、というご質問ですけれども、そういった考え方ですと、もう決して日産再生計画なんてうまくいきませんでした。日産自動車は10年間苦労していれば、99年、同じことを皆さんおっしゃったではないですか。日産自動車、3、4回やったけども失敗したのに今回は大丈夫だってなぜ言うのかと。

 今回、大丈夫だと申し上げるのは、これまで拝見した限り優秀な方々がそろっています。才能豊かな方々、会社を好きな方々がそろっています。より透明性を向上させ、クロスファンクショナルな活動をし、そしてベストプラクティスを共有し、そして日産自動車で意見交換ができれば解決できないという理由はありません。もちろん実績は出さなければなりません。おっしゃるとおり、証明しなければならないです。それが私たちの義務です。マネジメントの仕事です。

 ただ、私どもは全力を尽くして、日産自動車として全面的に三菱自動車を支援してまいります。特に今、私どもは筆頭株主ですから可能だと思います。もちろん厳しいでしょう。多くの変革が必要です。厳しい決断も下さなければなりません。ただマネジメントはその厳しい決断を下す用意ができています。ただ、日産自動車もマネジメントをできるだけサポートをします。人材、専門性、ノウハウ、コーチングなどを提供してまいります。これが1問目に対するお答えです。

※判別できない箇所がございますことをご了承ください。本文:14,258文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

  • 通常価格:
    648円/月(初月無料)
  • 会員価格会員価格:
    540円/月(初月無料)

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上、ご購入ください。

Yahoo!プレミアム会員登録はこちら(月額498円)

最終更新:2016/10/21(金) 21:03
THE PAGE