ここから本文です

【衆院補選東京10区】若狭氏勝利 「7人のサムライ」処分と小池新党の行く末は?

2016/10/24(月) 5:00配信

BuzzFeed Japan

衆院補選東京10区は、自民党の若狭勝さん(59歳)が勝利した。公明党の推薦を受けた若狭さんは7万5755票を獲得し、4万7141票だった民進党の鈴木庸介さん(40歳)に大差をつけた。先の都知事選で、「除名覚悟」で自民党都連と対立し、小池百合子知事を応援した若狭さん。小池知事に続き、若狭さんも圧勝したことで、自民党都連の中にある小池知事に批判的な議員の立ち位置は、ますます微妙になってきた。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

これから注目すべきポイントは、小池知事を応援した豊島・練馬区議7人の処遇だ。7人は自民党から「10月30日までに離党しなければ除名する」と、離党勧告を突きつけられている。彼らは今回、選対メンバーとして若狭さんの勝利に貢献した。選挙結果を受けて、処分が軽減される可能性が浮上している。

都知事選で生まれた「対立」の構図

今年7月の都知事選。小池百合子候補は無所属で出馬し、党公認の候補に真っ向勝負を挑んだ。ただ、序盤こそ「自民」との対決を強烈にアピールしたが、ひとたびリードすると、標的を「問題があるのは、あくまで自民党都連(の一部の議員)」と限定し、軟着陸を模索した。

自民党本部と政府も、都知事選には微妙な距離を置いていた。安倍晋三首相は、自民党の公認候補のためにビデオメッセージをネット公開したが、街頭演説には一度も立たなかった。

選挙後も残った「しこり」

都知事選後に注目されたのが小池知事、そして自民党の現職国会議員として唯一、表立って小池知事の選挙応援をした若狭さん、さらには自民党の練馬・豊島区議会議員7人の処遇だった。

当初は小池知事らを除名する、という議論もあった。しかし、大勝した選挙結果を受けて小池知事は「おとがめなし」に。若狭さんも結局のところ、口頭で注意を受けただけで終わった。

逆に自民党都連は8月、都知事選に敗れた責任を取り、会長だった石原伸晃さんと幹事長だった「都議会のドン」内田茂さんが辞任した。

1/3ページ

最終更新:2016/10/24(月) 5:00
BuzzFeed Japan