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日ハムの“日本一”栗山監督は「実感がない。野球の難しさが心に残った」

2016/10/29(土) 23:21配信

THE PAGE

 日本シリーズの第6戦が29日、マツダスタジアムで行われ、日ハムが10-4で死闘を制して10年ぶり3度目の日本一に輝いた。4-4で迎えた8回走者無しから西川、中島、岡の3連打を引き金にレアードの満塁打本塁打などでビッグイニングを奪い勝負を決した。大谷をベンチに温存したままの日本一だった。広島の夜空に8度舞った栗山監督が場内で恒例の優勝監督インタビューを受けた。

 以下、その主な一問一答。

ーーカープファンからも大きな声援が送られました。
「ほんとに、今年1年、広島カープが頑張って、カープのファンの皆さんが野球の流れを作ってくれた。どうしても日本シリーズを(カープと)やりたいとずっと思っていたんですが、なかなかパ・リーグの方は、うまくチームを進めることができなかったんですが……最後の最後まで、ここで野球をやらせてもらって本当に感謝しています」

ーーシリーズは2連敗からスタートしました。
「あの2連敗もそうでし、札幌のゲームもそうですけど、どっちに転んでもおかしくないゲームばっかりだった。今、こうやってすべてが終わりましたが、勝った実感はあんまりなくて、野球の難しさばかりが心に残ったシリーズだった。僕もうちの選手たちも勉強させてもらった。ほんとに感謝しています」

ーー選手を褒めてあげたいんじゃないですか?
「リーグ優勝のときも言いましたけれど、苦しいシーズンから、大きく離されながらも、あきらめずにここまできて1試合ごとに成長している姿が実感できた。選手達をほめてあげてください」

ーー選手は大きく成長したのでは?
「そうであったら、とても嬉しいです。ただ、シーズン、クライマックス、日本シリーズと、選手たちの中には、使い方も含めて、いろんなことを思う選手もいたと思いますが、絶対に勝つんだということを自分に決めてやってきたので、(それで)勝ちきったことで勘弁してほしいと思う」

ーー武田勝選手の引退でチームがまとまりましたか?
「若いチームなんで、みんなで前へ進むしかないし、ひとりひとりがうまくなっていかないと、勝ちきれないチーム。日本一になったけれど、まだまだこれは途中。明日から、また前へ進んでいきたいと思います」

ーー広島の今季限りで引退する黒田選手をどう見ていましたか?
「連敗した後、相手が黒田投手だったので、選手たちが純粋に野球に入っていけるんじゃないか、と思っていたんです。黒田投手の力を借りて、チームが立ち直ったというところもありました。本当に尊敬していますし、できればもう1試合、選手たちは、(黒田と)やりたかったかもしれないですが、もう1試合やれば、どうなるかわからなかったので(笑)勘弁してください」

ーー4年前のシリーズで敗れた忘れものを取り返すシリーズになりましたか?
「正直、実感が沸かないというか、もう一度、落ち着いて冷静に考えていきます。そして、日本一になったことよりも、ひとつひとつの試合にね、野球がおもしろいと皆さんが思っていただけたのなら、すごくうれしいし、それを求めてきたのでね。よかったです」

ーー最後に北の大地で待つファイターズファンの方へメッセージを。
「1年間、本当にありがとうございました。今年は、北海道にも災害が多くあって苦しんだ方もいたと思いますが、少しでも力になれたのなら嬉しいです。本当に1年間、ありがとうございました」
   

最終更新:2016/10/29(土) 23:34
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