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【米大統領選】投票日直前、最後の波乱?FBIがクリントン氏のメール捜査を通告

2016/10/30(日) 17:00配信

BuzzFeed Japan

10月28日、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏の私用メール問題で、新しく見つかったメールを米連邦捜査局(FBI)が捜査していることがわかった。FBI長官のジェームズ・コミー氏が連邦議会に通知した。【山光瑛美、Jim Dalrymple II / BuzzFeed Japan】

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11月8日の大統領選の投票を迎えている中、コミー長官はアメリカ国民を欺くことのないよう「ここで公表するのは義務だと感じている」と説明。

現在、大統領選で共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏より有利だと言われているクリントン氏。この新たな捜査がクリントン氏にどのような影響を与えるか、アメリカで注目されている。

発覚したきっかけは、側近の夫による性的なテキストメッセージ

FBIは、アントニー・ウィーナー元下院議員が未成年に性的なテキストメッセージを送っていた疑いで、使用していた機器を入手。クリントン氏の一連の疑惑につながる可能性のあるメールが見つかった。ウィーナー元下院議員の妻フーマ・アベディン氏は、クリントン氏の側近だ。

連邦議会あての書簡でFBIのコミー長官は、これらのメールを捜査する意向を明らかにした。

2015年3月にニューヨーク・タイムズ紙が報じて明らかになったクリントン氏のメール問題。これを受けてFBIは捜査をしたが、2016年7月、コミー長官は訴追に値しないとアメリカ司法省に勧告していた。

CNNによると、コミー長官は連邦議会に通知する前に、司法省にも事前通知をしていた。ロレッタ・リンチ司法長官とサリー・イエーツ副長官は、コミー長官が投票日目前に捜査についてコメントすることは、司法省の方針に反すると懸念を示していた。

しかし、コミー長官は司法省の懸念を無視して、独断で連邦議会に書簡を送ったという。

新たに発見されたメールの内容が、これまでの捜査に影響するかは現在のところ不明だが、機密情報が含まれているか調べるという。

28日夕方、ワシントンポスト紙とFox Newsが入手したFBIの内部メモで、コミー長官が投票11日前のタイミングで捜査を明かした理由をさらに説明している。

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最終更新:2016/10/30(日) 17:00
BuzzFeed Japan