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浦安署員居眠り、聴取の男逃走 近くの学校で飛び降り、自殺か

千葉日報オンライン 2016/11/6(日) 10:20配信

 千葉県警浦安署の取調室で署員が居眠りし、その隙に、盗撮事件へ関わった疑いで任意聴取中の男に署外へ逃げられていたことが5日、千葉県警への取材で分かった。男は、自殺しようと直後に近くの中学校の校舎屋上から飛び降りたとみられ、大けがを負い現在入院中。県警子ども女性安全対策課は「問題点を確認し、再発防止に努めたい」としている。

 同課によると10月22日午後2時ごろ、浦安市内の観光施設で、自称会社員の30代の男が小型カメラで女性のスカート内を盗撮しようとしたとして施設従業員が同署に通報。同署は千葉県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いがあるとして同6時ごろ、男を署に任意同行した。

 約1時間半の聴取後、逮捕状取得の手続きの途中に3階取調室で男と2人でいた40代署員が、数分間うとうとしてしまい、同11時20分ごろ、男が部屋からいなくなっているのに気付いた。約10分後、およそ200メートル離れた市立美浜中から警報装置が作動したとして110番があり、駆けつけた別の署員らが校舎脇に倒れている男を発見した。

 侵入した校舎(3階建て)の屋上から飛び降りたとみられ、市内の病院に搬送され、腰や胸の骨を折るなどの重傷。病院医師に「自殺しようと思った」と話したという。県警は入院中の男の回復を待って改めて事情を聴く。

 取調室に鍵は掛かっておらず、同室向かいにあるトイレの窓から外階段に移動して逃げたとみられる。

 男の逃走を公表しなかったことについて同課は「任意捜査の段階で、男が自殺未遂の可能性もありプライバシーを配慮した」とした上で、「所在不明にしてしまった問題点を確認し、再発防止に努めたい」としている。

 5日に部活動で登校していた同校1年の男子生徒(13)は「1階にある図書室の窓ガラスを割って男が校内に侵入し、その後屋上に出るドアの窓ガラスを割って屋上から飛び降りたと聞いた」と話した。

最終更新:2016/11/6(日) 10:27

千葉日報オンライン

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