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博多駅前の道路陥没、犠牲者ゼロの対応に評価 自主的な交通規制のわずか5分後に穴

2016/11/8(火) 16:05配信

BuzzFeed Japan

11月8日、福岡市の博多駅前で、地下鉄の工事中に道路が崩落した事故。深さ15メートルもの巨大な穴があいたにも関わらず、巻き込まれた人はいなかった。早朝とはいえ、九州の玄関口である博多駅の目と鼻の先だ。人通りがまったくない地域ではない。現場では、何があったのか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

【写真】博多駅前の道路が陥没し、巨大な穴 周囲は停電、住民避難

通報の5分後に崩落

BuzzFeed Newsの取材に応じた福岡市交通局によると、現場で実施されていたのは「地下鉄七隈線」の延伸工事。

事故が起きたとき、現場の地下約30メートル付近では、線路となる横穴を掘削する工事を進めていたという。

作業中に異常があったのは、11月8日午前5時ごろ。トンネル構内で水が噴き出し、工事を止めた。

地上に影響が及ぶ可能性があるという判断から、10分後には交通規制が実施され、付近の道路が通行止めになったという。

そしてその5分後の、午前5時15分ごろ、道路が崩落。現場に通行する車両はなく、巻き込まれた人もいなかった。

交通規制も現場判断

この交通規制を実施したのは、現場のとっさの判断だった可能性が高い。

県警の広報担当者もBuzzFeed Newsの取材に「110番通報があったのが午前5時14分。市のほうで規制をかけたのではないでしょうか」と指摘した。

市交通局の担当者は「県警の到着を待てずに、工事関係者が車を使って規制をした可能性があります」と話す。

一部のメディアは、通報を受けた博多署が交通規制をしたと報じているが、実際は、現場の迅速な対応が人命を救ったともいえる状況だった。

2年前にも同様の事故、けが人なし

今回の現場から約350mしか離れていないところで、2年前にも陥没事故が起きていた。

福岡市交通局によると、前回の陥没事故があったのは、2014年10月27日。

日経新聞によると、車道が長さ約5m、幅約4m、深さ約4mにわたって陥没したという。このときも、人的被害はなかった。

なぜか。たて坑の中に土砂が流入していることに気がついた現場関係者が、すぐに市と警察に通報していたからだ。

市道に交通規制がかけられた約6分後、崩落が起きたという。

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最終更新:2016/11/8(火) 18:29
BuzzFeed Japan